研究テーマ
租税手続法及び消費税法の課題と今後の方向性
資産運用に係る課税上の課題と今後の方向性
資産運用に係る課税上の課題と今後の方向性
高校生に向けた研究内容の紹介
国税通則法や消費税法の法的課題について検討しています。税務調査や加算税等の法的問題、裁判例で示された手続法の考え方に係る法的課題を検討しています。また、裁判例や税制改正の整理等を踏まえ、消費税法上の今後の法的課題や消費税の負担を回避する枠組みへの対応策等に係る法的課題を検討しています。個人の資産運用に関して、投資を推奨する新たな枠組みに係る課税上の課題や今後の方向性を検討しています。
ゼミナール/研究室のテーマ
租税法研究
租税の意義、租税と法律との関係、所得税法が規定していることなど、社会生活において、向き合う必要がある租税(租税法)について学びます。教科書、裁判例、あるいは、事例を素材として、経済活動と租税法との関係、社会において租税法の果たす役割などを整理・分析し、報告等を通じて、法的思考能力や多面的に社会問題を考える能力を身に付けることが目的です
ゼミ/卒業研究の紹介
経済活動と課税(租税法)との関係、租税法に関する具体的な事例や裁判例等を分析すること等を通じて、社会において、法律として租税法がどのような役割を果たすのか、また、課税や租税法によってどのような結果等が生じるのか、あるいは、個人や企業の選択にどのような影響を及ぼすのか等を考えていきます。
プロフィール
大学卒業後、国税庁等で公務員として勤務した後、大学教員に転じました。公務員としての勤務(いくつかの部署やいくつかの地域での勤務等)や留学(米国)、あるいは、大学での授業や研究等を通じて、多様な考え方や選択肢があることを感じましたので、このような多様な考え方等を大事にしていきたいです。
高校生へのメッセージ
法学部においては、幅広い分野を勉強できますので、皆さんの興味のある分野の勉強に積極的に取り組んで下さい。また、課税(租税法)にも関係する会計や経済(経営)等も幅広く接することができるキャンパス(大学)は皆さんにとって何かプラスになるものがあると思われます。