
研究テーマ
現代日本の政党政治
高校生に向けた研究内容の紹介
少子高齢化が進む現代の日本社会における政党政治の変容について、政治と政策の両面から分析しています。政治の面ではとくに地方政治に現れるポピュリスト首長・ポピュリズム政党について、政策の面では外国人との多文化共生に関する地方政府の対応などに、主な関心をもっています。どれも先進資本主義諸国でも共通して起こっている現象であり、比較研究も対象です。
ゼミナール/研究室のテーマ
現代日本の政治過程
現在進行形で変化している日本の政治のプロセスを、実証的に分析します。まず基本的なテキストを全員が熱心に読み込み、議論をすることで、内容についての理解を深めます。その後、グループごとに研究・報告をし、全体で検討します。
ゼミ/卒業研究の紹介
ゼミでは、現代日本の政治と政策立案をテーマにしています。現在進行形で変化をしている、日本政治を客観的に観察・考察したり、社会の中にある課題を発見して解決策を考えたりすることを通じて、「ああでもない、こうでもない」と議論をしていきます。こうした経験を通じて、変化の激しい社会の中にあっても冷静にものごとを見ることが出来る「眼」を養ってほしいと考えています。
プロフィール
大阪の生まれです。現在も大阪市内で、子どもの頃から続けているボーイスカウトの指導者をしています。社会教育活動といえば聞こえはいいですが、私についていえば子どもたちに遊んでもらっているという感じです。
趣味は年に1度、高校時代の友人たちと沢歩きをしたり滝の見学をしたりすること、そして川のそばでのお昼寝が楽しみです。
高校生へのメッセージ
学生時代というのは、良く学び・よく遊ぶことを通じて、「ちゃんとした社会人」になる準備期間でもあります。「ちゃんとした社会人」とは、価値観の異なる人たちのことも理解できるような人であり、自分の考えを丁寧に伝えることができる人であり、そして社会の基本的な仕組みについてもある程度知っている人なのだと思います。
現代の政治について考えて議論をしながら、「ちゃんとした社会人」になれるような時間を、皆さんといっしょに過ごすことができるのを楽しみにしています。