
研究テーマ
社会学、ポピュラー文化研究・マンガ研究
高校生に向けた研究内容の紹介
大英博物館で展示され、地域活性化の起爆剤、知的財産などと言われ注目されているマンガですが、私はこのマンガやマンガ文化について研究しています。また、日本のマンガだけでなく、韓国のポピュラー文化(マンガとドラマがメイン)も研究対象です。最近は、マンガミュージアム、学習マンガ、ウェブトゥーン、韓流ドラマなどの論文や本を書きました。
ゼミナール/研究室のテーマ
マンガの魅力をさぐる
本演習では、メディアとしてのマンガについて社会学的な研究を行うことを目指します。マンガ作品及びマンガについての評論や研究論文を読んで、マンガの面白さを形作る表現や、作品と社会のつながり、その歴史的背景について分析し、議論し、考えを深めます。作品と向き合うだけでなく、質的調査の方法を用いて読者やファン、マンガ喫茶やミュージアムなどマンガを取り巻く文化にも目を向けます。
ゼミ/卒業研究の紹介
マンガ作品及びマンガについての評論や研究論文を読んで、マンガの面白さを形作る表現や、作品と社会のつながり、その歴史的背景について学び、議論し、考えを深めるゼミです。作品と向き合うだけでなく、質的調査の方法を用いて読者やファン、マンガ喫茶やミュージアムについて研究したり、マンガがアニメ化されたり、映画化されたり、舞台化されたり、展示になったりする「アダプテーション(翻案)」についても考えています。
プロフィール
山しかみえない側の神戸生まれ。大学・大学院と関西圏を転々とし、交換留学で韓流ブーム前の韓国に滞在したことがあります。一日の終わりに、韓国ドラマを観る時間をなんとしてでも確保したいともがいています。マンガは紙書籍で読みたいほうで、アプリマンガの縦スクロールはいまだ苦手なマンガ読者です。
高校生へのメッセージ
皆さんの中にもマンガやドラマなどのフィクションの物語が好きな方は多いとおもいます。文学だけではなく社会学を学ぶことでも、なぜこうした物語が愛されるのか、なぜ自分はこのキャラクターに惹かれるのか、という問いを深めていくことができるでしょう。そしてそれは、現代社会について考えることにもつながっています。