教員紹介佐々木 究

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佐々木 究SASAKI KYU

現代社会学部 健康スポーツ社会学科 教授

学位
博士(体育科学)(筑波大学)
専門分野
体育・スポーツ哲学

研究テーマ

「体育思想史」をメインテーマにしています。
体育は学校教育の教科の一つとして今日では私たちにとても馴染みのあるものです。しかし体育は、我が国では明治期に確立された比較的新しい制度であるにもかかわらず、その成立に至るまでに、どのような事情があったのかは必ずしも明らかではないように思います。
私の研究は、学校教育制度の成立に先立って成熟してきたであろう、「身体に関する教育」についての人々の考えがどのようなものであったかを追求しようとするものです。

今年度の担当科目

現代社会の諸問題A、入門演習、スポーツ哲学、スポーツ実習(ハンドボール)、スポーツの歴史と社会、スポーツ文化論、演習

プロフィール

岩手県出身。専門種目のハンドボールでは、高校、大学、社会人でそれぞれ全国大会に出場しました。研究の専門分野は全然関係のない人文系ですので、中学・高校時代から引き続いての二足のわらじです。2021年4月に東北地方の国立大学から異動してきたばかりで、京都での見るもの聞くものすべてが新鮮に感じられています。B級グルメを愛好していますので、どんな美味に出会えるか楽しみにしています。

学生へのメッセージ

スポーツはみずから実践するだけでなく、見たり、支えたり、読んだりといったさまざまな関わりができる文化です。もちろんパフォーマンスのピークは若い時代にやってきますので、今この学生時代に、自分なりの高みを目指すという経験は人生を豊かにしてくれることと思います。しかし同時に皆さんは、大学という高等教育機関に籍を置いていますので、スポーツについて学術的に「学ぶ」「考える」というこの希有な機会も是非楽しんでもらえればと思います。

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