研究テーマ
文化人類学、ベトナム地域研究
高校生に向けた研究内容の紹介
ベトナムの村落の住民自治活動について、フィールドワークに基づいて研究しています。村のなかの問題を村の人たちが解決しようとするときの議論や、その背景にある価値観に注目することで、村で暮らすということを村の人たちがどのように理解しているのかについて「住民の視点」から明らかにすることをめざしています。日本とは違う社会の地域コミュニティのありかたを知ることは、日本の地域社会の特徴を理解するうえでも役に立ちます。
ゼミ/卒業研究の紹介
私が担当するプロジェクト演習では、これまで、夏休みにベトナムで現地調査をおこなうことを中心に活動してきました。2026年度秋学期からは、関西圏をフィールドに、「異」をキーワードに現地調査やプロジェクトの立案・実践を目指します。このような活動を通して、自由に考え、また、他者と協働して行動する力を身につけることを目指します。卒業生は金融、旅行、交通、教育、福祉などの分野に就職する人が多いです。大学院進学者や、海外青年協力隊員になった人もいます。
プロフィール
大学時代はワンダーフォゲル部に所属していました。1年のあいだで100日ぐらいは山登りや旅行をしていたと思います。卒業旅行では、韓国、中国、東南アジアを船や列車やバスで旅行し、そのなかでベトナムという国に出会いました。見知らぬ土地を旅したいという気持ちは、いまの研究活動にもつながっていると思います。
高校生へのメッセージ
大学生になったら、やりたいこと、できることを見つけて、遠慮せずに手を挙げるようにするといいと思います。やりたくないことをやらされるより、自分にできることを率先して引き受けたほうが楽しいと思いますし、成果も出しやすいと思います。自分から手を挙げれば、きっとたくさんの人が協力してくれると思います。
ゼミナール/研究室のテーマ
「異」をテーマとしたフィールドワークを通した地域課題の発見
「異」をテーマに履修生が自由に課題を設定し、関西圏で現地調査を実施します。インタビューなどを通して人々の思いや願いを知るとともに、現地の課題を解決するための活動を地域の人々とともに考えていきます。また、イベントの企画、他ゼミとの交流なども積極的におこないます。合宿形式で調査をおこなうこともあります。4年次生は個別にテーマを決めて卒業課題に取り組みます。