人間を含めた動物の社会について、進化の視点から考える研究をしています。人間にもっとも近縁な霊長類について知ることで、人間のさまざまな特徴との類似と差異を考えることができます。なかでも、異種のサルが一つの群れをつくって行動する混群という現象から、社会性の起源と進化について考えています。

現代社会の諸問題A、環境社会学、社会人類学、社会学英語セミナーB、入門演習、演習

子どものころに読んだ「ドリトル先生」の物語にあこがれ、動物と話ができるようになりたい、と真剣に考えていました。動物行動学という分野に出会って、人以外の動物のコミュニケーションについて研究したいと思い、京都の大学へ進みました。それ以来、アフリカでの長期フィールドワークの時期以外は、ずっと京都に暮らしています。

学ぶことは、新しい世界の見方を手に入れること。
大学での日々を通して、社会や自分自身の内面を見つめる、新しい見方を手に入れてください。だれもが平等に、変化の担い手やパイオニアになる資格を持っています。