教員紹介菅原 宏太

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菅原 宏太SUGAHARA KOTA

経済学部 教授

学位
経済学修士(神戸商科大学)
専門分野
財政学、地方財政学、公共経済学

研究テーマ

『地方分権社会における自立的な地方財政のあり方』
社会福祉、教育、地域活性化といった課題に対して地方自治体が取り組むために、どのようにして資金を工面すれば良いでしょうか?自前で税収を集める?国からの補助金に頼る?地方債を発行(つまり借金)する?また、上のような課題への取組みは、それぞれの地方自治体が単独で行うべきでしょうか?協力して行えないでしょうか?民間の事業者へ委託することはできないでしょうか?こういった様々な地方自治体の財政問題について、主に日本の地方自治体のデータを用いた研究をしています。

担当科目

地方財政論、財政学B、地域づくり人特別講義、演習、アントレプレナーシップと社会問題(全学)など

ゼミテーマ

『地方自治体の財政問題についての研究』

プロフィール

旅行が好きです。観光名所を目指してというよりは、現地に行って特に目的もなくぶらぶらして、行った場所の雰囲気を味わうことを楽しんでいます。だから、プライベートでだけでなく、仕事で出張した際にもそれなりに楽しめます。
でも、違う言い方をするとworkaholicですね。なぜなら、人々や街の活気、利便性、インフラの整備状況など、自分の研究テーマに関連するものばかりに目が行ってしまっていますから。

学生へのメッセージ

私は、大学を卒業してから20年近く経ちますが、今でも大学生時代の友達と交流を続けています。ゼミやクラブ・サークルで苦労を共にした友達ほど、付き合いは長くなります。仕事上の損得抜きで友人と語り合える時間は、無二の癒しを与えてくれます。家族を持ったとしても、それとはまた別物です。皆さんにも、是非そんな友人関係を学生時代に作ってほしいですね。

日本地方財政学会第15回佐藤賞受賞

拙稿「地域間協調行動の実証分析-繰返しゲームからみた定住自立圏形成-」(日本地方財政学会編『日本地方財政学会研究叢書』第21号、pp.79-105、2014年)が、日本地方財政学会佐藤賞を受賞しました。現在取組みが進められている定住自立圏の形成要因について、成立条件の理論的命題を導き出しそれを実証しただけでなく、実証結果をサイド・インフォメーションで補強した点が評価されました。

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