研究テーマ
国際経済学
高校生に向けた研究内容の紹介
国際経済学の中でも、貿易に関する研究をしています。特に興味があるのは貿易政策で、例えば関税政策がわかりやすい例です。貿易は外国から財やサービスを購入することですが、そこにはルールがあります。それらのルールの下で、最適な政策の在り方を研究しています。この研究を通じて、貿易面で世界の国々の間での紛争が起こらない仕組みに関する政策提言が出来れば、世界の平和と安全に貢献できると考えています。
ゼミナール/研究室のテーマ
貿易政策の経済学的分析
経済における多くの政策は、貿易に影響を与えます。こういった政策について正しく考えていく力は、グローバル化だけではなく少子化に直面した日本において非常に重要です。このゼミでは、自ら見つけた貿易に関する問題意識を各自の学力に合わせてマクロ経済学、ミクロ経済学、計量経済学などを適切に利用して分析していきます。このことで、経済学的に自分で考える力を養っていきます。
ゼミ/卒業研究の紹介
最初に、経済学で基本的に利用する数学を学習しています。その後は、学生の興味に合せて進めています。近年は、データの利用の重要性が求められているので、計量経済学的な分析を中心に学生と一緒に学習しています。これまでの卒業論文は、理論と実証とそれぞれを学生の興味に合せて指導してきました。どの卒業論文でも、たとえ基礎的な分析であっても、経済学的な意味をデータや数式から読み取ることを大事にしています。
プロフィール
京都生まれ京都育ちです。他の都道府県出身の人と話して、京都のことを聞くと、なるほど京都はそう思われているのかと思うのが楽しみの1つです。たぬきうどんは、その特徴的な事柄の1つです。
研究で頭がいっぱいいっぱいの時に、泳いだり走ったりすると新しアイデアが出てくるのが楽しい瞬間です。
高校生へのメッセージ
だんだんと年をとるにつれて、高校の頃にもっと勉強をしていれば良かったと思うようになってきました。英語と数学はもっとやれたはずです。それに加えて、国語は、自分の気持ちを相手に伝えるためにとても大事な教科だと思っています。今、高校生に戻れるなら、この3教科を一生懸命学習していることでしょう。
高校生の皆さんがうらやましい。