涌田 龍治

WAKUTA RYUJI
経営学部 マネジメント学科 教授
学位
修士(商学)
専門分野
消費者行動論、マーケティング

研究テーマ

サービス(特にエンターテインメント・サービス)業における顧客維持率と収益性の関係

高校生に向けた研究内容の紹介

顧客維持率が高いにもかかわらず収益性の低いサービス企業があるのはなぜかを研究しています。定期会員制度などをもつサービス業の場合、顧客維持率が高ければ収益性は高まると考えられていますが、そうでない銀行や保険会社などがあります。これはなぜでしょうか。こうした問題を解こうとしています。さらに、この解ではうまく説明できそうもないサッカーチームやオーケストラの収益性と顧客維持率の関係も解こうとしています。

ゼミ/卒業研究の紹介

ジャイアンツとタイガースの試合のように、どちらが勝つかわからない試合ほど、「面白そうだから見てみたい」と思いませんか。では、泊まってみなければ快適かどうかわからないホテルでは「面白そうだから泊まってみたい」と思うでしょうか。どうしてこんな差が生まれるのでしょうか。ゼミでは、このような消費者の気持ちや行動の差を、消費者行動論等の理論を使って受講生一人ひとりが説明できるようになることを目指します。

プロフィール

少年期は兵庫県、青年期は東京都、中年期は宮城県のち京都府と転々としてきました。趣味らしい趣味はありませんが、眠ることが好きです。電車で立ったまま眠ることができるのも混雑した都市で暮らしてきたからかもしれません。

高校生へのメッセージ

スポーツ、遊園地、映画、小説などは一見、単なるエンターテインメントだと思われがちですが、ある一面で経営に関係しており、消費者行動論にも関わっています。どんな面が経営学に関連しているのか、他のビジネスと比較しながら学べることが経営学の魅力だと思います。さまざまな対象があり、切り口がある学問なので、まだまだ未解明な部分もたくさんあります。ぜひ一緒に研究しましょう。

ゼミナール/研究室のテーマ

娯楽における消費とマーケティング

遊園地やスポーツ観戦といった娯楽(エンターテインメント)と、他のサービスでは消費する前の期待の仕方が異なります。この差はなぜ生まれるのでしょうか。ゼミではこのような疑問に、消費者行動論やマーケティング論を使って答えることができるように研究します。

娯楽における 消費とマーケティング-テーマパークからアニメまで多彩な研究テーマを学生の興味に応じて選択

プロ野球やプロサッカーの試合では勝敗が読めないからこそ「面白そうだ」と感じます。しかし、ホテルは快適さが不確かなほど「泊まってみたい」とは感じにくくなるものです。
このような差はなぜ生まれるのでしょうか。本ゼミナールでは、消費者の気持ちや行動の差を、マーケティング理論や消費者行動論を軸として探究していきます。特に、エンターテインメント産業を中心に研究しています。

2年次には統計データの見方や仮説の作成法といった社会科学の基礎を学び、3年次には具体的なテーマに対してグループでデータの収集・分析を行って解析力を高めます。さらに、個人やグループでの発表を通して表現力も磨きます。

そして4年次には学修の集大成として卒業研究に挑戦します。テーマはスポーツや音楽、アニメや推し活、演劇、旅行など多彩で、学生がそれぞれの関心に基づいて研究内容を決定します。実際に「テーマパークのBGMが消費行動にどう影響するのか」や「なぜ同じコンサートに何度も参加したくなるのか」、「スタジオジブリ作品の観客動員数の差について」などさまざまな研究に取り組んでいます。

どのように研究を行うかというアプローチ方法から自分で考え、トライアルアンドエラーを繰り返して探究していくため、課題解決能力や粘り強さが自然と身に付くのがこのゼミナールの特長です。また、情報収集力や分析力、伝える力を着実に修得でき、社会で活躍するための基礎を築くことができます。