
研究テーマ
サプライチェーン・マネジメント
高校生に向けた研究内容の紹介
サプライチェーンには多くの企業がプレーヤーとして参加します。例えば、完成品を製造するメーカー、そのメーカーに原材料を供給するサプライヤー、完成品の流通を担う卸売業・小売業です。また、ひとつの企業を見ても、生産・販売・物流といったさまざまな部門が関与します。これらの企業・部門は、それぞれ異なる目標を持っており、行動原理も違いますが、各企業・部門が行う業務をうまくつなげるための仕組みや工夫について研究しています。
サプライチェーン・マネジメント-サプライチェーンの視点からの商品開発
2年次のグループ研究(課題発見&解決)の様子。1年間かけて各グループごとに企業への商品開発の提案を行い、そのフィードバックまでを報告する。学生間でどれだけ情報共有できたかもサプライチェーン視点では重要となる。
SCMの本質は、「チームで動く力」
トヨタや花王など、有力企業の収益構造を支えるサプライチェーン・マネジメント(SCM)を掘り下げるゼミです。
例えば、2年次には老舗和菓子店が運営する里山を生かし、どのようにブランド価値を向上させるか。SCMの視点から提案するといった活動を行います。
SCMを学ぶことは、現代組織での立ち回りの基礎を学ぶこと。中野ゼミでは実社会で生きる「チームで動き、成果を上げる力」を身に付けていきます。
「商品開発」は全て学生主体。企業のリサーチや、共同開発の依頼も各グループで行う。
ゼミナール/研究室のテーマ
サプライチェーン・マネジメント
魅力的な素材を探し、生産に関わる人・組織と流通・加工に関わる人・組織をつないで、製品のコンセプトを考えたり、調査、試作を行い、販売方法やプロモーションを考えるという、サプライチェーンの視点からの商品開発にトライしています。
ゼミ/卒業研究の紹介
サプライチェーンの視点から、商品や事業の開発を行っています。企業や店舗との交渉・調整も、すべて学生主体で進めていきます。グループのメンバーで議論し、知恵を出し合い、コラボ先の企業・店舗などのプロの方々の力を借りながら、ひとつの商品や事業に統合していくという創造的な過程を経験することを通じて、一人のプレーヤーとして、自分を表現することが課題になります。
プロフィール
阪神タイガースの大ファンです。田淵が4番の頃、小学生でした。バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発の年は浪人生でした。掛布の引退試合のときは大学生、甲子園のライトスタンドにいました。サンテレビが映らない東京でのサラリーマン時代は、ほとんどBクラス(泣)。関西に戻り、翌年リーグ優勝(喜々)。京産大に来た2005年にも美酒。不惑の年代を過ぎて、38年ぶりの日本一は感無量でした。
高校生へのメッセージ
自分が10代の頃を振り返ると、決して何かを継続していたわけではなく、没頭できる何かがあったわけでもなく、いろんなことをやりながら、自分に向いている何かを探していた「模索」の時期だったように思います。高校生のみなさんへ。すでにやりたいことが目の前にある人は、それに全力投球! 一方で、やりたいことがなかなか見つからない人は、焦らず、視野を広げて、じっくりいきましょう。