先輩の学び(中国語専攻)

先輩の学び

発音を極めれば、
ストレートに気持ちを表現できます。

我爱你
「愛しているよ」

短い言葉で気持ちを伝える中国語らしさを感じます。

中国語は短いフレーズでも自分の気持ちが伝わる「明快さ」が魅力です。多くの人口、多様な民族が共に暮らす国で、いかに端的に自分の意思を伝えるか。相手に遠慮して曖昧な表現をすることも多い日本語とは対極にあって、新鮮さすら感じます。
ただし、中国語ではっきりと意思を伝えるためには発音の使い分けをマスターしなければなりません。中国語には4声といって同じ言葉に4つの発音が存在します。たとえば「マー」という言葉は「お母さん」という意味ですが、少しイントネーションを変えると「ののしる」という意味になってしまう。この絶妙な違いに興味をひかれて、ゼミでも発音について徹底的に研究しました。現地の人に「きれいな発音だね」と褒められたときは本当にうれしかったです。
言語は思考にも影響するといいますが、確かに中国語を話す自分は、気持ちの表現や考え方もいつもと少し違う。中国語を学ぶ人は「違う自分に出会う」面白さも感じられるのではないでしょうか。
 

アジア言語学科 中国語専攻 4年次
尾崎 健晋さん

※掲載内容は取材当時のものです。

先輩の学び

自分の意思をはっきり伝える、
中国流のコミュニケーションが身に付く。

是·不是
「はい・いいえ」

中国語はとにかくYes/Noが明快です。相手を気遣ってオブラートに包む日本人とは真逆。
この率直さはハマると癖になりますね。

私にとって中国語は違う自分になれる言語です。中国語はある種の「強さ」があって、物事の可否や喜怒哀楽をストレートに表現するので、コミュニケーションの取り方が日本人とはまったく違います。
例えば、断ったり否定したりするとき、「不」という否定語が必ず最初にきます。「できない」とはっきり言うので、最初は抵抗がありましたが、嫌だという気持ちをストレートに伝え、逆にうれしいこともどんどん言う。だから中国人は人間関係が濃密。他人であっても、家族のような間柄になれるのです。私も留学中に出会った友人や中国語を一緒に学んだ仲間とは、本音で語れる関係を築くことができました。
こうした中国語の特性を知ると、歴史的な背景もみえてきます。中国の文化や経済は、孔子や老子といった思想家の教えを脈々と受け継いで築かれてきました。つまり、神様の教えではなく「実在した人間」が国の繁栄を願って試行錯誤した証を今なお大切にしている。それが中国の人々の芯の強さにつながっているのかなと思うんです。
相手を気遣う柔らかさのある日本語と、率直な中国語を両立することで、自分の人間力も高められたと感じています。

アジア言語学科 中国語専攻 4年次
井上 優吾さん

※掲載内容は取材当時のものです。

PAGE TOP