学部長メッセージ
京都産業大学経済学部ウェブサイトにようこそ。
京都産業大学は1965年に創設され、経済学部は理学部とともに、本学の中でも最も長い歴史を有する学部です。本学は創設以来、一貫して「実学教育」を重視してきましたが、経済学部においても「優れた経済人の育成」を教育目標として掲げてまいりました。
では、「優れた経済人」とはどのような人物でしょうか。
商売に長けた商人でしょうか。あるいは、営業成績の優れたビジネスマンでしょうか。もちろん、それらも優れた経済人の重要な一面です。しかし、それだけで十分とは言えません。
真に優れた経済人とは、自己や組織の利益を追求しつつ、その成果を通じて社会全体に持続的な価値をもたらすことのできる人物です。そのためには、短期的な視点にとどまらず、長期的な視野に立って社会や経済の動向を分析し、考察し、未来を見通す力が求められます。同時に、社会をより良くしたいという倫理観と、それを行動へとつなげる実行力、さらには自らの考えを発信する力も不可欠です。
経済学部では、経済学の最新の研究動向を踏まえつつ、基礎から応用までを体系的に学べるカリキュラムを整えています。初年次の入門的学修を基盤として、2年次以降は各自の興味・関心に応じて専門性を深められるよう、「現代経済コース」「ビジネス経済コース」「地域経済コース」「グローバル経済コース」の4つのコースを設けています。
また、「上級英語プログラム」など、英語で経済学を学ぶ教育にも力を入れており、国際社会で活躍するために必要な英語コミュニケーション能力の向上を支援しています。さらに、演習(ゼミ)での専門的・実践的な学びに加え、地域経済やグローバル経済を対象としたフィールドワーク、第一線で活躍する経済人を招いた講義・演習科目など、多様な「実践の場」を用意している点も、経済学部の大きな特色です。
儒教の経典『論語』には、「学びて思わざれば則ち罔(くら)し。思いて学ばざれば則ち殆(あやう)し」という孔子の言葉があります。これは、学んだ知識を自分なりに深く考えなければ現実に生かすことはできず、また、独りよがりの思考に陥らないためには、広く学び続けることが不可欠である、という教えです。
皆さんが経済学部での学びを通じて、知識と考察を往復させながら現実社会と向き合い、将来、真の意味での「優れた経済人」として活躍される日を、心から期待しています。
経済学部長 寺崎 友芳
