内定者インタビュー
先輩たちに聞く!大学4年間の成長ストーリー
株式会社NTTドコモ
会計の学びの先に、
人と社会の関わりが見えた。

「人との関わり」と「積み重ね」の大切さ。それが就職活動をするうえでの大きな指針であり、自分自身の強みとなったものです。
1年次の頃に会計士に興味を持ち、徐々に本格的にそのための勉強を始めました。特に面白かったのは、2年次に受けた「所得税会計」という授業。給与や事業、不動産といった10種類の所得の概要から、確定申告の書類を実際に作成するところまでを学びます。
源泉徴収票の見方や納税する税金の使い道などを学んでいると、それぞれの数字が持つ役割がくっきりと見えてきます。将来、自分が納税をする立場になった時もこの知識は必ず役立つ。そう確信してからは、お金の世界にますます興味を抱くようになりました。
それからはとにかく会計に関わる学びに没頭。もともと数字やデータの世界には苦手意識があったのですが、会計学の世界を深く知るほど、単なる数字の羅列の向こうに「人間の体温」のようなものを感じることができたのも大きな発見でした。
例えば、経営予算を設定する際は「人為的なミスを想定した数字を設定しよう」「需要が急増している分野だから多めに設定しよう」というふうに、人の行動パターンや世の中の動向を加味します。明確に答えを求める数学の世界とは少し違い、そこに関わる人の動きを想像しながら組み立てていくものなのだと気付きました。
組織もマーケティングも会計も、経営学の学びが行きつく先には必ず「人」が関わってきます。そして、苦手なジャンルでも思い切って飛び込めば面白さに気付くことができる。経営学部で得たこの2つの学びを忘れずに、内定先でも生かしていけたらと思っています。
経営学部 会計ファイナンス学科 4年次
生駒 千夏 さん
※掲載内容は取材当時のものです。
亀田製菓株式会社
「成長のボーナスステージ」を走り抜けて。

企画やマーケティングを学ぶならどこがいいのか?高校生なりに精一杯調べる中で、「理論」と「実践」を最もバランスよく学べると感じたのが京都産業大学の経営学部です。
ただ実際に授業を受けてみると、経営学は高校時代に思い描いていた以上に面白くて。高校までの勉強は全国一律の教科書を覚える学びでもあるのですが、大学は体系立てられた理論のほかに、現在進行形で動いている経営の事例や教科書にはない最新の理論も追いかける。正直、やればやるだけ得をする。ゲームでいえば、将来で絶対役立つアイテムが取り放題の「ボーナスステージ」にいるのでは、と感じました。
高校時代までは授業で手を上げることもしなかった自分ですが、勉強するだけ成長できるなら、今やるしかないとバンバン質問しました。1年次が終わる頃には、マーケティングだけに絞って学ぶよりもっと経営学の全般を何でも吸収してやろうという心境になっていました。
一方、ゼミの学びで印象的だったのは「ゼミ活動報告大会」です。200~300人の学生を前にしてのプレゼンテーション。マーケティングをテーマとしたゼミだったので、SNSを活用した広報活動についての発表を行い、思いがけず準優勝の評価まで頂くことができました。
経営学とは「組織をまとめ目的を遂げる手法や理論の積み重ね」ですが、その本質は「人の本音に寄り添えるか?」というところにあると思います。だからこそ、マーケティング職、営業職、企画職、経営管理職など、どんな職種にも応用できる。
自分が内定を頂いたのは、中学時代からの念願叶って「お菓子の会社」。今まで夢中で学んできた経営学を軸に、さらに現場で学んでいきたいと思います。
経営学部 経営学科 4年次
平岡 孝祥 さん
積水ハウス株式会社

父の背中を見て思い描いた夢——、
経営学で切り開いた住宅業界への道。
経営学部 経営学科4年次
井本 真美さん
大塚製薬株式会社

ゼミで鍛えたコミュニケーション能力を武器に信頼関係を築く営業職の道へ。
経営学部 経営学科4年次
橋本 拓馬さん
日本ハム株式会社

経営学部での多くの人との出会いで、
人に関わる仕事への思いが膨らみました。
経営学部 経営学科4年次
片山 真衣さん
ブリヂストンタイヤジャパン株式会社

マーケティングの「4P」の学びが就活でも大いに生きました。
経営学部 経営学科4年次
原 健太郎さん
リンナイ株式会社

在学中の多くの人との交流が多角的な
視野や表現力など大きな成長を
もたらしてくれた
経営学部 経営学科4年次
池内 結香さん
アサヒビール株式会社

在学中に身につけた
マネジメント能力を
将来にわたり活用していきたい
経営学部 経営学科4年次
内田 隼人さん
富士通 株式会社

企業戦略のアクティブな学びが
将来の道筋に
ICT(情報通信技術)は、今後社会の変革をリードしていく分野。「世の中を変え、新しい価値を生み出す仕事に携わりたい」という私の思いを実現できる会社に就職が決まって、とても嬉しく思っています。専門教育科目で企業の戦略と組織体制の密接な関係を学び、企業の体制についても関心を持つようになり、就職活動においても企業研究にとても役に立ちました。また、キャリア形成支援プログラムでは、「O/OCF-PBL2」(課題解決型学習)というプロジェクト型授業を履修し、ベンチャー企業のブランド立ち上げにゼロから関わるプロジェクトに参加しました。実際の企業の現場を体験し、また、企業の方とともに課題に取組むため、専門知識に加えグループでプロジェクトを進行させる難しさを実感。企業人としての働き方にも理解を深める貴重な機会となり、新しい視点を持つことができるようになりました。
経営学部 経営学科4年次
大西 里実さん
株式会社 博報堂

経営学の視点を踏まえた
アイデアで世界を変えたい
入学した頃から広告業界に関心を持っていました。経営学科を選んだのも、企業戦略に欠かせない広告について学びたいと思ったからです。所属ゼミは「コミュニケーションと経営戦略・組織」。大企業と広告会社との関係、またその戦略や組織について研究し、企業戦略の中での広告の意義や効果などについて学びました。ゼミのメンバーとは韓国で開催された「広告国際大会AD STARS(学生部門)」に参加し、世界を相手に競い合うという貴重な体験をすることもできました。これらの学びの機会が、広告業界を将来の進路にしようという自分自身の気持ちを後押ししてくれました。就職活動では、学んできた経営学の知識や体験を活かすことを心がけました。グループディスカッションでも経営学的な視点から広告をプランニングする大切さを訴え、後に、それが評価されたと聞いています。将来は、自分のアイデアで世界を動かす。そんな仕事をしてみたいと意欲に燃えています。