2025718金
紀伊國屋書店での連続講座<シリーズ:京都文化学の現在(いま)>第3回開催について
2025.06.18
文化学部では、紀伊國屋書店新宿本店3Fアカデミック・ラウンジにて、「京都文化学の現在(いま)」をテーマとし、京都文化学科の教員が専門テーマに関する講座をシリーズで開催しています。
第3回目の開催日時が確定しましたので、ご案内いたします。
事前申込制(定員25人)のイベントです。お申込みの上、ぜひ足をお運びください。
今後も不定期で開催してまいりますので、日時などが確定次第、お知らせします。
京都産業大学×紀伊國屋書店 連続講座<シリーズ:京都文化学の現在(いま)>
第3回「京の美と伝統~手仕事に学ぶ~」
漆工芸の加飾技法である蒔絵を題材に、手仕事を通して「京の美と伝統」について考えていきます。材料や道具、制作工程、そして職人の体験談を交えながら、日本において連綿と受け継がれてきたものづくりの本質に迫ってみましょう。また、京蒔絵の漆器などを実際に手に取り、その扱い方についても学びます。さらに、京の美とひとくちに言っても、そのありようは一様ではなく、人々の生き方や感性、職業観によって多様にかたちづくられています。著書『京の美の継承』『京の美の巡礼』『京の美の奇想』をもとに、京都のさまざまな分野で活躍する方々が捉える京の美の輪郭を浮かび上がらせていきます。
日時 | 2025年7月18日(金)18:00~19:30 ※17:30開場 |
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場所 | 紀伊國屋書店新宿本店 3F アカデミック・ラウンジ (東京都新宿区新宿3-17-7) |
備考 | 事前申込制(定員25人・先着順) ※以下の参加申込フォームにて、お申込みください。 ※定員になり次第、受付を終了いたします。 |
スピーカー
下出 祐太郎(京都産業大学 名誉教授/伝統工芸士)
専門分野は漆工芸、工芸文化財。蒔絵師であり、下出蒔絵司所当主(三代目)。即位礼や大嘗祭の神祇調度蒔絵や、第61・62回伊勢神宮式年遷宮御神宝蒔絵、京都迎賓館水明の間の飾り台「悠久のささやき」などを手がける。瑞宝単光章受章。共編著に『京の美の奇想』京都新聞出版センター、2025年他。
成田 智恵子(文化学部京都文化学科 准教授)
専門分野は伝統工芸、技能継承、高分子材料。京都の工芸職人を対象としたインタビュー調査とともに、工芸材料の調査・分析に取り組んでいる。共編著に『京の美の奇想』京都新聞出版センター、2025年他。