2025(令和7)年度 顕彰者インタビュー 梅本 綾也華 氏 梅本 沙也華 氏

梅本 綾也華 氏(2025(令和7)年3月 現代社会学部卒業)
梅本 沙也華 氏(2025(令和7)年3月 現代社会学部卒業)

梅本 綾也華 氏インタビュー

卒業生顕彰「神山奨励賞」を受けられたお気持ちをお聞かせください。

卒業生としてこのような名誉ある賞をいただき、大変光栄に思っております。
本賞を受賞できたのは、決して私一人の力ではなく、これまで支えてくださった関係者の方々、そして温かく応援してくださった多くの方々のおかげです。
本当にありがとうございました!

学生時代に印象に残っておられる思い出はありますか?

やはり、授業よりも多くの時間を費やした部活動での経験が、私にとって青春そのものであり、一番の思い出です。
試合や練習で苦しい思いをしながらも、仲間たちと共に熱心にプレーした4年間は、今振り返っても恋しくなるほど、かけがえのない楽しい時間でした。

本学で学ばれて、あるいは経験されて良かったなと思われることはなんでしょうか?

部活動を通して、仲間たちから人間関係の築き方やコミュニケーションの大切さを学ばせていただいたことです。
私は聴覚障がいがあり、不安も多く抱えていましたが、仲間たちは私と沙也華のことを理解しようとしてくれ、手話まで覚えてくれました。
それまで聴者に対してあまり良い印象を持てずにいましたが、仲間たちが一つ一つ学び、寄り添ってくれたことで、私自身も積極的に行動し、コミュニケーションを取るようになりました。その結果、人間関係をより深めることができました。
人間関係やコミュニケーションを良くするためには、自分から行動しなければ相手に伝わらないということを学べたことは、私にとって大きな成長の瞬間でした。

今の大学をご覧になってどのように感じられておられますか?
また後輩へのメッセージを頂戴できますでしょうか。

大学生活の4年間を振り返ると、長かったようでありながら、あっという間の時間でした。
さまざまな人と出会い、多くのことを学び、貴重な経験を重ねることができた、とても恵まれた環境だったと感じています。
そのような環境で学ぶことができた京都産業大学を選んで、本当に良かったと思っております。
後輩の皆さんには、ぜひさまざまな新しいことに挑戦しながら、「今を楽しむ」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
日常生活の中では、思うようにいかず落ち込む時期も必ずあると思いますが、新しい自分と出会うためにも、ぜひ一歩踏み出してみてください。
きっと自信を持てる日が来ます。失敗を恐れず、思いきり大学生活を楽しんでください。

梅本 沙也華 氏インタビュー

卒業生顕彰「神山奨励賞」を受けられたお気持ちをお聞かせください。

卒業生顕彰という栄えある賞をいただき、身の引き締まる思いでいっぱいです。これまで歩んできた道のりは、決して自分一人の力で成し遂げられたものではありません。未熟な私を導いてくださった恩師、切磋琢磨し合った仲間たち、そしてどんな時も支えてくれた家族。
そのすべての方々の支えがあったからこそ、今の私があるのだと改めて感謝の念が込み上げています。この度は、このような素晴らしい栄誉を授けていただき、誠にありがとうございました。

学生時代に印象に残っておられる思い出はありますか?

私の学生時代は、バレーボールに打ち込む時間が長かったです。聴覚障がいによるコミュニケーションの難しさに直面し、周りに自分の想いが届かないもどかしさを何度も経験しました。しかし、そこで諦めず、どうすれば意思疎通ができるかを模索し続けました。 共に汗を流したハードな練習や、勝負の厳しさを教えてくれた試合の数々。それらを仲間たちと分かち合い、高め合えた時間は、障がいの壁を越えて心がつながった瞬間でした。この経験が、今の私の自信になっており、唯一の思い出となりました。

本学で学ばれて、あるいは経験されて良かったなと思われることはなんでしょうか?

大学での4年間を振り返ると、京都産業大学で学べたことに心から感謝しています。 単に単位を修得するだけでなく、学業と並行してハイレベルな部活動に打ち込めたことは、高校卒業後にすぐ就職していたら決して得られなかった貴重な経験でした。 バレーボール部では常に関西1部リーグという高いレベルに身を置き、関西インカレや全日本インカレといった全国の舞台を経験しました。全国トップレベルの壁を肌で感じ、切磋琢磨した日々は大きな財産です。学業と部活動の全てに真剣に取り組み、「文武両道」を体現する濃密な4年間を過ごせたことが私の一番の誇りで、京都産業大学で本当に良かったです。

今の大学をご覧になってどのように感じられておられますか?
また後輩へのメッセージを頂戴できますでしょうか。

大学での学びやスポーツ、何事にも言えることですが、大切なのは「困難に直面したときにどう立ち向かうか」です。 これから先、「もう無理だ」と心が折れそうになる瞬間が必ず訪れます。
私自身、勉強も練習が辛くて休んでしまったことも何度もありました。しかし、そこで諦めるか諦めないかで、その後の人生は大きく変わります。 苦労を乗り越える時間は、決して無駄ではありません。それは自分を肉体的にも精神的にも成長させてくれる貴重な時間です。私は自分の夢のために努力を続けた結果、デフリンピックで世界一という景色を見ることができました。 
努力は必ず報われます。今、何かに打ち込める環境があることに感謝し、自分の可能性を信じて全力で突き進んでください。