2025(令和7)年度 顕彰者インタビュー 山田 幸代 氏

山田 幸代 氏(学部:2005(平成17)年3月 経営学部卒業 大学院:2016(平成28)3月 マネジメント研究科卒業)

卒業生顕彰「神山奨励賞」を受けられたお気持ちをお聞かせください。

とても嬉しかったです。こうして名前を挙げていただけたこと自体が光栄ですし、何より私にとっては、京産大があって今の私があるという感覚がすごく大きいんです。
京産大で、夢を追える環境をいただきました。だから本当は、私の方こそ感謝しないといけないのに、こうして期待していただいて、選んでいただけたことが嬉しくて。京産大には入学式のときからご縁を感じていて、入学生代表の一人として「新入生の言葉」を話させてもらったんです。
自分の頑張りだけではなく、京産大の皆さんと一緒にここまで来られたんだと思える賞でした。

学生時代に印象に残っておられる思い出はありますか?

やっぱりラクロスというスポーツに出会えたことです。
実は入学した時は、大学でスポーツをするつもりがなかったんです。
高校ではバスケットボールをやっていたこともあり、指定校推薦をいただきましたが、京産大では学びたい気持ちが強かった。家がお店をやっていたこともあって、「経営って何だろう」と思っていました。
でも、京産大でラクロスに出会って、人生が本当に動き始めた感覚がありました。
きっかけは、授業で同じクラスになったラクロスをやっている友人に誘われたことです。
入部したのは10月くらいで、他の部員より半年ぐらい遅かったんですけど、不思議とトントンと進んで、2~3ヵ月後には学年別の選抜にも選ばれていました。そこから、いろんな転機が続いていった気がします。
それから、ワンキャンパスでいろんな人に出会えたことですね。
体育会も含めて本当にいろんなタイプの学生がいて、授業でも食堂でも、自然に人とつながることができました。今でも続く友人関係がたくさんあります。
あとは、マーケティングや分析するような授業が面白かったですね。もっと勉強したいなって思わせてもらいました。

本学で学ばれて、あるいは経験されて良かったなと思われることはなんでしょうか?

「人とのつながり」と「挑戦を肯定してくれる環境」です。
京産大って、私は「変化を怖がらない大学」だと思っています。走りながら考えるという姿勢が、すごく京産大らしい。学校の雰囲気や、そこで出会った人たちの影響で、私自身も「京産大みたいになっていった」実感があります。
ちなみに、私は卒業式に出られなかったんです。日本代表の合宿があって。それでも学長表彰をいただいたりして、「思い切り挑戦していいし、その挑戦をちゃんと見て、認めてくれる」環境なんだと感じました。
マイナーなスポーツだと思いながらやっていた時期もありました。でも、だからこそ、その頑張りを肯定してもらえたことが、心にずっと残っていて。
自分が成長するための大きな後押しになりました。
そして、卒業してからも「京産大」という言葉でつながる人たちは、本当に一生の宝物です。
先輩方にお世話になることも多いですし、そのつながりが今の私を支えています。

今の大学をご覧になってどのように感じられておられますか?
また後輩へのメッセージを頂戴できますでしょうか。

正直に言うと、「もっと特徴ある大学に変化していく」と想像していました。
私たちの世代は、京産大らしさを恥ずかしがらずに、どこでも出してきたんです。「京産大です」って自慢して言うくらいの4年間を過ごしてきたので。
だから一時期は、「今は賢くなって、大人しくなったのかな」という印象もありました。
でも、実際に中に入ってみると、やっぱり面白い人がたくさんいるし、面白い学生がいっぱいいる。そこは変わっていない。だからこそ、学生自身がもっと「京産大の面白さ」を自覚して、自慢できるようになってほしいなと思います。
もしかすると、入学の時点では第一志望じゃない学生もいると思います。
でも、私はその学生に対して言いたいんです。「それ、めっちゃラッキーやで」って。
京産大って、まだ若い大学だからこそ、一期生の方々ともつながれるくらい距離が近い。人が集まってくる力がある大学だと思います。
後輩へのメッセージとしては、大学が用意してくれている「選択肢」を、ぜひ取りに行ってほしい。
欲しい情報は今の時代、いくらでも入ってきます。でも、本当に大事なのはそれ以外のものにどれだけ出会えるか、どれだけ視野を広げられるか。
図書館に行って、目的の本だけじゃなく、その周りの本にも手を伸ばしてみる。本屋で偶然目に入ったものに興味を持ってみる。
そういう「探し方」を通じて、学び方を学んでほしいと思います。
大学は、そのための環境を最高の形で準備してくれています。
AIやDXが当たり前の時代になっていきます。でも、京産大の学生って、多分どの時代でも活躍できる人が多い。
だから、どの時代でもどんな場面でも活躍する人になるために、この4年間で自分なりの答えを見つけてほしいです。