生命科学部
日本食研株式会社
大崎 薫さん
2017年 総合生命科学部 動物生命医科学科 卒業
- Keywords
- メーカー、営業職、生命科学
生命科学の「考え抜く学び」は、どの分野でも生きる力に。
焼肉のたれやドレッシングといった「ブレンド調味料」や、食のプロにご利用いただく「加工調理食品」などの業務用商品を主力とする総合食品メーカーで、営業職として働いています。お得意先様の悩みや課題はそれぞれです。メニュー提案や商品開発を通じ、問題解決型の営業に日々取り組んでいます。
商品の良さをどう伝えるか、要望にどう応えるか。キャッチボールを繰り返しながら、お客様にとってのベストを探す日々です。
この仕事を選んだのは「自分のアイデアで商品に付加価値をつけられる」ことに魅力を感じたから。大学時代に学んでいた生命科学とは一見関連のなさそうな職種ですが、今も大学時代の学びが役立っているという実感はあります。
生命科学は「なぜ?」「どうして?」という疑問を延々と問いかけていく学問です。そして営業職もまた「なぜこの商品を勧めるのか?」「お客様はどうしてこのような要望をだしてくるのか?」という分析からはじまります。
京都産業大学では、実習のなかでさまざまな研究に挑戦しました。卒業研究では、ストレスが行動に与える影響や、その治療薬の効果などをラットの行動を観察することで研究していました。
まずは仮説をたてて実行し、実際の行動をみてなぜこうなったのかを考える。一つのメカニズムを解明するために、それを何度も繰り返します。「なぜ?」と考えるたびに、一歩ずつ前進していく手ごたえを感じられるのも、生命科学の醍醐味だと思います。
こうした大学での学びは今の営業職としての私のベースでもあります。お客様へのアプローチ方法をいくつも用意することからはじめ、マーケティングデータを集めて分析し、納得していただける結果へ導く。
実際はなかなか思いどおりにいかず、成立しない案件が多いのも営業です。「もっと客層にあう味はあるか?」「今までにないブレンドならどうか?」——失敗から学んで次の一手を考えるところも、生命科学と似ているかもしれません。
そうして絞り出した提案をお客様に認めていただけた時は、心の底から嬉しいです。トライ&エラーを繰り返しながら考えぬいた京都産業大学での日々は、確実に今の私を支える力になっています。
商品の良さをどう伝えるか、要望にどう応えるか。キャッチボールを繰り返しながら、お客様にとってのベストを探す日々です。
この仕事を選んだのは「自分のアイデアで商品に付加価値をつけられる」ことに魅力を感じたから。大学時代に学んでいた生命科学とは一見関連のなさそうな職種ですが、今も大学時代の学びが役立っているという実感はあります。
生命科学は「なぜ?」「どうして?」という疑問を延々と問いかけていく学問です。そして営業職もまた「なぜこの商品を勧めるのか?」「お客様はどうしてこのような要望をだしてくるのか?」という分析からはじまります。
京都産業大学では、実習のなかでさまざまな研究に挑戦しました。卒業研究では、ストレスが行動に与える影響や、その治療薬の効果などをラットの行動を観察することで研究していました。
まずは仮説をたてて実行し、実際の行動をみてなぜこうなったのかを考える。一つのメカニズムを解明するために、それを何度も繰り返します。「なぜ?」と考えるたびに、一歩ずつ前進していく手ごたえを感じられるのも、生命科学の醍醐味だと思います。
こうした大学での学びは今の営業職としての私のベースでもあります。お客様へのアプローチ方法をいくつも用意することからはじめ、マーケティングデータを集めて分析し、納得していただける結果へ導く。
実際はなかなか思いどおりにいかず、成立しない案件が多いのも営業です。「もっと客層にあう味はあるか?」「今までにないブレンドならどうか?」——失敗から学んで次の一手を考えるところも、生命科学と似ているかもしれません。
そうして絞り出した提案をお客様に認めていただけた時は、心の底から嬉しいです。トライ&エラーを繰り返しながら考えぬいた京都産業大学での日々は、確実に今の私を支える力になっています。
※掲載内容は取材当時のものです。