司法外国語プログラムの学生が京都府警察本部を訪問

2011.01.31

 1月31日(月)、司法外国語プログラムの導入科目「司法における外国語の役割」の一環として、司法外国語プログラムで学修する法学部・外国語学部の1年次生約20人が、京都府警察本部を訪問した。これには、プログラム生以外の警察官志望の学生約20名も同行した。

 最初に警察広報センターの案内で、110番対応に関する広報ビデオを視聴し、交通管制センターと通信司令センターを見学した。

 次に、教養課通訳センターなどの現職警察官4人(本学卒業生2人を含む)による講話があった。京都府警の組織・職務、警察学校での生活、新任警察官の業務といった内容から、外国人事件での取り調べ通訳の対応や、警察での外国語研修や留学の体験談といった外国語に関わる専門的な内容まで、多岐にわたるものであった。

 最後に、学生を3グループに分けて、現職警察官を囲んでの質疑応答の時間が設けられた。具体的な体験談に基づいた懇切な応答がなされ、和やかな雰囲気で活発な質疑が行われた。参加学生にとっては警察の仕事をより身近に感じ、自らの志望を再確認する貴重な機会となった。
交通管制センターの見学
警察での外国語の必要性に関する講話
質疑応答の様子
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