私立大学最大口径の望遠鏡を設置した「神山天文台」完成

2009.12.22

 12月22日、キャンパス内に建設を進めていた「京都産業大学神山天文台」が完成し、竣工式が執り行われた。式に先立ち、廣岡理事長、坂井学長による定礎除幕式が行われた。

 この神山天文台は、天文学者であった学祖・荒木俊馬博士の建学の精神を具現化したものとしてつくられた。大学での天文学の教育・研究の実践を行うほか、本学学生・一般市民を対象とした天体観望会や講座の開催、小学校・中学校・高等学校との連携教育など、地域に開かれた天文台を目指す。

 天文台には私立大学が国内に有するものとしては最大の、口径1.3mの天体望遠鏡(光学赤外線望遠鏡)が設置されており、約20億光年先の天体まで観測できる。
一般公開は、2010年4月以降を予定している。
坂井学長、廣岡理事長による定礎除幕
神山天文台の外観
口径1.3mの光学赤外線望遠鏡
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