経済学部主催シンポジウム「食卓からみた経済〜食の安心・安全を問う〜」開催

2009.10.25

 経済学部主催のシンポジウム『食卓からみた経済〜食の安心・安全を問う〜』が10月25日京都商工会議所3階講堂にて開催された。
申し込み約1,600人の中から当選した約360人で会場は満員となり、女性の姿が目立ったが、高齢者や学生、さらには東京から駆けつけたご夫婦など、来場者は多彩であった。


 第1部では、フリー・ジャーナリスト、池上 彰氏が「食卓からみた経済」をテーマに、インタビュアー上田 千華さんとの対談形式で「食に関する不正表示・農薬の問題」について持論を述べ、「食料自給率の低さの秘密」などを分かり易く解説した。

 第2部では、1部での解説を受け「食の安心・安全を問う」をテーマに、池上 彰氏の進行のもと、主婦 位ノ花 葉子氏、流通ジャーナリスト金子 哲雄氏(本学経済学研究科 通信教育課程 修了生)、農業経営者 西野 顕樹氏(本学経済学研究科 通信教育課程 2年次生)、並松 信久経済学部教授(本学副学長)をパネラーとし、「行列のできる店の日本とイギリスの違い」「無農薬野菜の安全性」「民主党政権の農業政策」「賢い消費者になるための秘訣」などをテーマに討議した。
柿野経済学部長のシンポジウム開催の主旨説明
第1部の池上彰氏による解説
第2部のパネルディスカッション
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