「魯迅逝去70周年記念講演会」外国語学部

2006.11.08

 魯迅没後70周年にあたり、中国から魯迅研究者を招き、外国語学部講演会「魯迅逝去70周年記念講演会」が、11月8日図書館ホールにて行われた。

 元北京魯迅博物館副館長の王得後 先生(Mr. Wang Dehou)は「いま中国の若者は魯迅をどのようにみているのか」、北京大学中文系(中国語学部)助教授の高遠東 先生(Mr. Gao Yuandong)は「魯迅の道家に対する拒絶を論ずる---《故事新編》の関係小説を中心に」と題して講演を行った。

 開会の挨拶をした坂井東洋男学長は、これまでに京都産業大学が中国から招いた研究者を紹介し、本学の創設者荒木俊馬総長が世界から識者を招き、学生が世界の研究者と直に接する機会を設けてきた歴史を語った。

 講演会には、外国語学部の学生を含め約100名が参加し、熱心に耳を傾けていた。
講演する王得後先生と同時通訳する関光世講師
「魯迅の道家に対する拒絶を論ずる」のタイトルで講演する高遠東先生と通訳の瀬邊啓子講師
熱心に耳を傾ける参加者
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