令和5年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」 英語教育科目

「学習成果実感調査」についての分析結果

必修英語全科目(正規、再履修、選択)を対象とし、678科目において調査が実施され、回答率は53.6%であった。調査項目のうち、重点テーマである学生の「成長実感」「興味・理解の伸び」「総合的な満足度」の3項目に関して結果を確認した。
まず、全科目の平均は「成長実感 3.98」「興味・理解の伸び 3.95」「総合的な満足度 4.05」であり、5件法であることを考えると概ね好評価であった。正規科目(1,2年生の「基礎英語」「初級英語」「中級英語」「上級英語」「上級英語PLUS(1年生のみ)」日本人、ネイティブ科目)に関しては、全体的にクラスレベルが上がるにつれて3項目の評価も高くなる傾向が見られたが、一部例外的な科目もあった(例:1年中級ネイティブ科目、1年上級日本人科目は低めの評価、1年初級ネイティブ科目、1年中級日本人科目は高めの評価であった)。一方、新設された1年上級英語PLUS科目は、全3項目において他のレベルよりも高い評価となり、学生の満足度の高さがうかがえた。
次に、選択科目に関しては、全体的に好評価であり、また、3項目以外の「目標を持って受講」においては全科目平均よりも高かった。このことは、選択科目が履修者自らの興味・関心に従って履修する科目であり、よって学生が意欲的に目標を持って取り組む傾向があったと思われる。
今回の結果をふまえて、秋学期授業においても、学生の英語学習をしっかりとサポートしていきたい。
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