令和3年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「年間報告書」 キャリア形成支援 教育科目
1.「学習成果実感調査」についての分析結果
キャリア教育センターが開講する産学協働教育科目については、全ての科目で学習成果実感調査を予定していたが2科目3クラスで未実施となった。さらに、回答率が10%前後と低い科目が散見された。実施の徹底並びに手法の改善が必要である。
対面が適していると判断した科目は対面に戻し、オンライン開講を極力減らした。その結果、オンラインでのグループワーク・議論がしにくかった(設問5)、オンラインでの担当教員とやり取りがしにくかった(設問6)に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」のネガティブな結果は、前年同月比で約4割減した(設問5は31%→19%、設問6は31%→18%)。キャリア形成支援科目は、教員とのコミュニケーションや受講生同士のグループワークが要の科目も多いため、対面実施が適しているという結果であろう。別の設問で、最も適している授業形態について問うたが(設問4-1)、80%が「対面」と回答していることも証左となる。
設問11から18までは、産学協働教育科目により学生に身につけてもらいたい能力について、学生の自己評価に関する設問である。すべての設問において、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えた学生が70〜90%前後となり、評価が高いことから、授業の狙いは達成できていると判断できる。設問19は、総合満足度に関する設問であるが、92%の学生が「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えており、学生の満足度も非常に高い。
対面が適していると判断した科目は対面に戻し、オンライン開講を極力減らした。その結果、オンラインでのグループワーク・議論がしにくかった(設問5)、オンラインでの担当教員とやり取りがしにくかった(設問6)に対して、「とてもあてはまる」「まああてはまる」のネガティブな結果は、前年同月比で約4割減した(設問5は31%→19%、設問6は31%→18%)。キャリア形成支援科目は、教員とのコミュニケーションや受講生同士のグループワークが要の科目も多いため、対面実施が適しているという結果であろう。別の設問で、最も適している授業形態について問うたが(設問4-1)、80%が「対面」と回答していることも証左となる。
設問11から18までは、産学協働教育科目により学生に身につけてもらいたい能力について、学生の自己評価に関する設問である。すべての設問において、「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えた学生が70〜90%前後となり、評価が高いことから、授業の狙いは達成できていると判断できる。設問19は、総合満足度に関する設問であるが、92%の学生が「とてもあてはまる」「まああてはまる」と答えており、学生の満足度も非常に高い。
2. 「ワークショップ」についての報告
(1)公開授業とワークショップ
ワークショップ:O/OCF-PBL担当者会議
- 8月31(火)10:00~11:00 Teamsで開催 参加者:16名
- 12月16日(木)11:00~12:15 Teamsで開催 参加者:15名
- 各授業回の運営方法の共有、授業全体の振返り等、科目独自のFD活動を行った。
3. 総括
(1)1と2において確認された、本学部の授業・カリキュラムの長所
- 学生の満足度は非常に高い。
- 対面のほうが満足度は高く、キャリア形成支援科目に適している
- 学生にとっては、企業人と関わる貴重な機会となっている。
- 具体的な経験と振り返り(内省)を繰り返すことによる教育効果が高い。
- 多クラス開講科目においても、教員間の連携がとれており、授業改善体制が整っている。
(2)1と2において確認された改善すべき点
- 実感調査の回答率が著しく低い科目については改善が必要である。
- コロナ禍の情勢を見極めながら引き続き対面授業を増やしていくべき。
4. 次年度に向けての取り組み
今年度に実施した学習成果実感調査の結果については、担当教員にフィードバックし、次年度の授業改善に役に立てる。次年度以降もすべての科目において学習成果実感調査を実施し、教育効果測定の結果と合わせて授業改善につなげていきたい。