令和元年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」 英語教育科目

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

引き続き基礎レベル新カリキュラムの成果を調査する

(2)目的

基礎レベル新カリキュラム2年間の成果と課題を報告書としてまとめ、その傾向がその後も続くのか、あるいは変化するのかを調査したい。また、基礎レベルに近い初級レベルの成果も調査し、基礎レベルの成果と比較することで基礎レベルの傾向を多角的に調査したい。

(3)期待する効果

  • 2年間の新カリキュラムの効果と課題を検証する中で、新カリキュラムは当初の目的であった、より基礎レベルの学生に合った授業内容を提供すること(TOEICではなくTOEIC Bridgeで基礎力を育成、1年生からコミュニケーションの授業を実施することによるバランスの取れた英語力の育成)を、2年間を通してある程度達成したことが見えてきた。また、新たに加えた設問「期末試験として英語の資格試験を受けてみたい(基礎レベルの試験で受験料はかからないものとします)。」において平均4.04で、「強くそう思う」「そう思う」合計75%であったことから(「そう思わない」「あまりそう思わない」は4%)、多くの基礎レベルの学生が授業を通して資格試験受験に意欲を持ったこともうかがえる。
  • 上記の傾向が今後も続くのか、あるいは変化するのかを調査することで、より正確に基礎レベル新カリキュラムに対する学生の評価を把握し、今後のカリキュラム改善の材料としたい。
  • よって、今年度も1、2年次の基礎レベルのクラスにおいて学習成果実感調査を行う。さらに、基礎レベルに近い初級レベルにおいても同調査を実施する。また、必修英語は原則として春学期、秋学期を同一教員が担当するため、調査は秋学期開講科目のみにおいて行う。
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