国際アスペクト会議:「アスペクトの意味領域:体系の類型と通時的発展のプロセス」が開催されました(11月13日、14日)
2015.11.14
2015年11月13日から14日かけて、本学の図書館ホールと神山ホールのセミナー室において、言語学におけるアスペクト研究の発展と本学の学術面での国際的評価向上を目的とする国際アスペクト会議:「アスペクトの意味領域:体系の類型と通時的発展のプロセス」が開催されました。
アスペクトは世界中の言語に存在し、国際アスペクト会議が、モスクワ大学(2009年、ロシア)、聖キリル・メフォディア大学(2010年、マケドニア)、パドヴァ大学(2011年、イタリア)、イエテボリ大学(2013年、スウェーデン)において立て続けに開催され、世界的に注目されています。本学はアジアで初めての開催地となり、ヨーロッパ、アメリカ、アジアの17ヶ国から著名な研究者80名が参加しました。
会議での使用言語は、ロシア語と英語です。アスペクトの問題について、言語学はもちろんのこと、教育学、心理学、社会学、統計学の観点から、国内外の研究者による、研究報告、プレゼンテーション、討論会が行われました。会議ではweb会議も導入し、会場だけでなく世界各国の研究者たちと幅の広い意見交換を展開しました。時間と場所の枠を超えたダイナミックな会議となりました。また、ロシア語専攻(専修)の学生たちも運営に参加し、研究者たちとの交流を通じて、ロシア語研究の醍醐味を体感することができました。



