2025.07.28

「生きづらさ」を抱えた元非行少年、少女らへの 支援を学ぶフィールド・リサーチ活動実施! 元暴力団員が法務省就労支援アドバイザーの会社で就労体験に挑む

京都産業大学 法学部 服部達也教授(専門:矯正社会学、少年法)の「社会安全フィールド・リサーチ」クラスの受講生12人は、福岡県にて、元暴力団員が代表を務める法務省就労支援アドバイザーの企業で元受刑者の従業員との就労体験や、
少年専用更生保護施設にて少年院を出院した少年・少女らとの交流を通じて社会復帰支援の現場を学びます。元受刑者らとの交流は貴重な体験となります。ぜひ取材いただき、広く紹介賜りますようお願い申しあげます。

リリース日:2025.07.28

【本件のポイント】
  • 社会安全フィールド・リサーチの受講生は、犯罪者・非行少年の社会復帰支援に関わる各施設・機関・団体事業所などでの見学実習やインタビューなどの調査を通じて、犯罪に関する諸問題とその対策、犯罪者・非行少年の更生など、社会安全に向けた取り組みを学んでいる。
  • 警察官を志望する学生が多数在籍する服部クラスでは、2021年より福岡県にてフィールド・リサーチ活動を行っている。就労体験先の中溝観光開発は、元暴力団員の中溝社長のもと、さまざまな犯罪歴のある社員が就労している。学生は普段接することのない元犯罪者らのリアルな声を聞くことで社会復帰支援について考えを巡らせる貴重な機会である。
  • 少年院出院後に帰る場所のない少年・少女を受け入れている少年専用更生保護施設の「田川ふれ愛義塾」において、居場所と出会いを必要とする少年・少女たちとの交流を行い、相互理解を図ることで、今後の学びに繋げていく。

プレスリリースの詳細は以下をご確認ください。

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