2025.07.16

上元ゼミ生が兵庫県の「菓心 谷常」(株式会社谷常製菓)で和菓子作りを体験しました

経営学部上元ゼミは、「ガストロノミーとツーリズムのマーケティング」をテーマに、マーケティングを中心とした経営学の理論や知識をベースとして、ガストロノミー(地域ならではの食材や料理を、地理や歴史、文化に着目し考察すること)とツーリズム(明確なテーマにもとづいた観光)に関する実践的な活動を、さまざまな組織と連携して実施しています。

その中で、上元ゼミは2023年より兵庫県但馬地域の養父市にて、地域の産業振興に関わる活動を行っており、2025年度上元ゼミの2年次生の5人(田中 温さん、宇野 彩也香さん、大塚 柚奈さん、大辻 亜衣さん、平川 美結さん)が同市において、明治元年(慶応4年)に創業した老舗菓子製造業「菓心 谷常」(株式会社谷常製菓、代表取締役 谷 孝之輔 氏)と連携し同社や主力商品である「鮎のささやき」知名度向上、集客イベントの実施、商品企画といったマーケティング施策に本格的に取り組んでいます。

菓心  谷常(株式会社谷常製菓)

ひとつひとつ手作りで丁寧に仕上げられる「鮎のささやき」

上元ゼミ生5人は6月に同社本社で行われたイベント「鮎のささやき感謝祭」に参加し、和菓子作りを体験したり、店舗を見学したりするとともに、営業部の小林 矢(なおや)氏と今後のマーケティング活動について議論しました。ゼミ生は積極的に質問をし、小林氏と意見を交わしました。

「菓心 谷常」は、多くの観光客で賑わう城崎温泉や竹田城に近く、交通のアクセスも良好で、和菓子のみならず、洋菓子も幅広く扱う地元の名店となっています。これから上元ゼミがマーケティング施策をすすめていきます。近くにお越しの際は、ぜひ一度、お立ち寄りください。

和菓子作りを体験・学習する上元ゼミ生

同社 小林 矢氏と今後の企画について議論するゼミ生