2025.07.07

「食」で「社会問題」を解決する_アントレプレナーシップ演習科目

6月28日(土)「アントレプレナーシップ演習A」※の最終発表が行われました。
授業がスタートしたのは5月10日(土)。マチと暮らし共創プランニングパートナーの細江正浩さん(キユーピー(株)首都圏支社 エリア共創推進チーム)をゲストに迎え、アイディエーションを身につける講義と課題の提供をいただきました。
今回いただいた課題は、“「食」で「社会課題」を解決する”というもの。
受講生は3グループに分かれて2か月間、世の中の課題やビジネスチャンスを捉える思考方法を修得するための学びと議論を行いながら、グループごとに「食」で「社会課題」を解決するために新たな価値を創造するビジネスの可能性を探求してきました。
その成果として最終日に「大学生の偏食 野菜不足」「地方活性」「コメ農業の認知度低下」等の課題を解決するための事業プランが発表されました。
細江さんからは「着眼点・課題の捉え方」「ペルソナを明確に描いているところ」「プレゼンテーションの仕方」「課題を絞り込んだ」等々、高く評価できる点を具体的にフィードバックしていただき、「短期間で学生たちが進歩して驚いた」と感想を述べられました。
担当教員からは「全体的な完成度が高い発表だった」「楽しくアイデアを出し合う経験がチーム総合力を高めた」などのコメントがありました。
受講生たちからは、この授業で生み出したアイデアを形にするために、学外のコンテストへ挑戦するという声が上がり、授業が終わってからもディスカッションが続いていました。

<細江正浩さんによる講義> 

授業の様子

<グループごとの発表> 

授業の様子

<中谷先生、沈先生からフィードバック>

授業の様子

※「アントレプレナーシップ演習A」は春学期に集中して開講する2年次配当の共通教育科目で、アントレプレナー育成プログラムの応用科目に位置付けている。

問い合わせ先 イノベーションセンター