2025.06.10

ヨーロッパ言語学科 イタリア語専攻 イタリア・ペルージャサクラ柔道クラブとの交流昼食会を行いました

2025年5月16日(金)12:30〜13:30、短い時間ではありましたが、1982年に設立されたイタリア・ペルージャサクラ柔道クラブとイタリア語専攻などの学生とで交流昼食会を行いました。

サクラ柔道クラブは、イタリア語専攻の小森山遼さん(卒業生)がペルージャ外国人大学に長期留学していた時に参加していたクラブです。イタリア語専攻では在学留学中における現地の方々との交流を重視しており、その実践が実をむすんで今回、クラブが日本へ柔道親善訪問をする際に、本学との交流が実現しました。小森山さんはクラブの方々を本学の教室まで案内し、一緒に交流昼食会に参加しました。

柔道の練習のために各地へ来日したサクラ柔道クラブの方々は18名。6段取得者のロベルト・サバティーニ先生のほか役員や柔道家の親など5名と、柔道家が13名でした。学生と実際に交流したのは柔道家で、大学生が4名、大学卒の方が7名、大学卒業後警察官となっている方が2名でした。中には柔道A2リーグの2025年イタリアカップにて銀メダル(63キロ以下級)を取ったフェデリーカ・フィオリーティ選手と銅メダル(78キロ以下級)を取ったフェデリーカ・ファラオーネ選手もいました。
本学の学生は21名参加し、1年生が11名、2年生が7名、3年生は3名でした。
交流会は、イタリア語専攻のディオダート フランチェスコ 准教授が自己紹介とイタリア語専攻を紹介した後、サバティーニ先生からの挨拶を賜りスタートしました。柔道家と学生をそれぞれグループ分けし、10分毎にグループを入れ替えながらイタリア語での会話に挑戦しました。学生はより多くの方と交流ができるように、何度もグループを変えて、楽しみながら頑張っていました。

最後は、改めてディオダート准教授とサバティーニ先生の挨拶があり、その際サバティーニ先生から「京都産業大学に友情とご協力の感謝」と書かれたプレートなどをいただきました。また、国際文化交流、特に柔道発祥の国である日本との交流への心からの喜びの印として、サバティーニ先生は本学の学生に「ペルージャに来た際、無料で柔道の授業を提供する」と書かれたチラシもくださいました。柔道を学びながらイタリア語をさらに上達させる貴重な機会になることでしょう!
参加者は双方とも非常に活気に満ちて、昔からの友人のようなエネルギーたっぷりの交流でした。連絡先の交換や記念写真の撮影もありました。
サバティーニ先生、サクラ柔道クラブの皆さん、誠にありがとうございました! 是非また来てください!

サクラ柔道クラブからいただいたコメント

  • 30年以上このような国際交流会を続けてきましたが、こんな大成功は初めてでした。
  • 1年生は1ヶ月しかイタリア語を学んでいないのに、すごいイタリア語力! 私は1ヶ月日本語を学んでも、きっとこんなにできるようにならない!

学生からのコメント

  • このような交流会があるとイタリア語学習に対するモチベーションが上がる!
  • このようなイベントを増やして欲しい。
  • いろいろな年齢の方と交流ができて楽しかった。
  • 柔道家はとてもフレンドリーで、声をかけてくれたから話しやすかった!
  • 自分のイタリア語の足りないところに気づくことができた。
  • lとrの発音を間違えたら通じないとわかった。
  • イタリア語を話しながら英語を交えたら通じないことに気づいた。