2025.01.21

【グローバルコモンズ】「交換留学生のプレゼンを聴こう!~ジョージア編~」を開催しました!

プレゼンテーションの様子

12月17日(火)、グローバルコモンズにて、「交換留学生のプレゼンを聴こう!~ジョージア編~」を開催しました。本イベントでは、ドイツのケルン大学からの交換留学生Konuralp Kizilay(コヌラルプ・キズィライ)さんが、ご自身の母親と妻の母国であるジョージア(旧呼称:グルジア)を紹介するプレゼンテーションを行いました。会場には、交換留学生を含む18名が集まりました。

プレゼンテーションの内容

「ようこそ、ジョージアへ!」というコヌさん(コヌラルプさんの愛称)の元気で明るい掛け声で、プレゼンテーションがスタートしました。最初に紹介されたのは、ジョージアの国と文化を伝えるオープニング動画です。民族音楽に合わせ、美しい自然や景勝地、民族衣装を着てダンスをする人々の姿が映し出され、会場はまるでジョージアを旅しているかのような雰囲気でした。
オープニング動画でムードが高まったところで、コヌさんは、ジョージアの地形や気候、言語、歴史、食文化、音楽、ダンス、ワインなどについて、写真や動画を交えながら、英語で丁寧に紹介しました。

ジョージアってどんな国なの?

黒海に面するジョージアの国土面積は日本の約5分の1程度ですが、豊かな自然が生んだ多様な地形が魅力です。地域によって気候もかなり異なるそうです。
公用語であるジョージア語は、世界的にも珍しい言語として知られ、文字や発音、特に動詞の変化が独特で、習得が難しいと言われています。ドイツ語、英語、日本語を含め9か国語を話すコヌさんでさえ、ジョージア語の習得には苦労したそうです。
ジョージア料理が大好きなコヌさんは、いくつかのおすすめ料理を熱心に紹介してくれました。ジョージア料理は、ざくろ、クルミ、パクチーをよく使うことが特徴として挙げられます。

そのほかにも、伝統音楽や舞踏、観光地についても、ジョージアの魅力が存分に伝わる素晴らしいプレゼンテーションでした。
プレゼンテーション終了後も、コヌさんの周りに参加者が集まり、興味津々に色々と質問をしていました。

プレゼンテーション後のコヌさんのコメント

「日本ではあまり知られていないジョージアの紹介ができてうれしく思います。ジョージアの文化は、欧米、アジア、中東、アメリカなど、どの文化圏にも属さない独自の魅力を持っています。ジョージア語という独特な言語をはじめ、美しい歌や踊り、美味しい食べ物等、ジョージアの豊かな文化について伝えられてよかったです。プレゼンテーションをしながら、ジョージア人である母や妻がこの場にいたらどんなに喜んでくれるだろうと思いを巡らせていました。今回のプレゼンを通じて、世界は私たちが想像している以上に多様であることを少しでも伝えられていたら嬉しいです!」
今回のイベントは、参加者にとって、ジョージアについて知る貴重な機会となりました。今後も交換留学生と協力して、異文化理解を深めるイベントを積極的に開催していきます。