研究科長メッセージ

生命科学の世界に深く飛び込み、「まだ誰も解明していない問い」に挑戦する。これこそが大学院での学びの醍醐味です。研究の面白さを存分に味わいながら、生命科学の専門家として社会で活躍する力を養う場、それが生命科学研究科です。
本研究科では、トップレベルの研究環境のもと、遺伝子から生態系まで幅広い研究領域をカバーしています。自らの興味に合った研究室を見つけ、最先端の生命科学に触れながら知識と技術を深め、新たな発見に挑むことができます。大学院で学ぶことは、あなたの可能性を大きく広げる武器となるでしょう。
博士前期課程(修士課程)では、生命科学のテーマに主体的かつ協働的に取り組み、実験結果を解釈し、他者に伝える力を養います。博士後期課程では、自ら研究の問いを立て、未知の領域を切り拓く力を身につけます。これらの経験を通じて、専門的なスキルを高めるだけでなく、社会で求められる確かな力を身につけることができます。生命科学の専門知識を活かせる職種の幅は広がり、企業の研究職や教育機関、国際的な研究機関など、多様なキャリアの選択肢が開けるでしょう。
しかし、何よりも大切なのは「研究を楽しむこと」。誰も知らないことを解き明かし、新たな知を生み出す瞬間の喜びは、何にも代えがたい経験です。一つのテーマにじっくり向き合い、自分の力で成果をあげることは、大きな自信となり、人生の糧となるでしょう。
大学院での研究は、生命科学を学ぶ道のりの集大成です。研究を楽しみながら、自らの可能性を最大限に伸ばし、社会に貢献できる専門家を目指してください。あなたが本研究科でどのような問いに挑み、どのような発見をするのか、心から楽しみにしています。
大学院 生命科学研究科長
木村 成介
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