先輩の学び(産学協働教育科目群(PBL系))

O/OCF-PBL 受講生の声

基礎+実践で、社会に踏み出す自信がつきました!

社会人に必要な素養を身に付けられるのが「O/OCF-PBL(←リンク)」(オーシフピービ—エル)の良さです。1年次はチーム形成の基礎を学び、2年次は企業から提供される課題の解決に挑みます。
多様な業界の参画企業の中から私が選んだのは、組込みソフトウェアの開発を行うメーカー。課題は「社会的孤立のないまちづくり」というSDGsに絡めたものでした。こ私たちは、この企業が開発した高齢者と地域サービスをつなぐシステムを活用して「医職住」を充実させる提案をしました。
課題に取り組む中で苦労したのは「考える」ことです。課題解決において必ず求められるのは理由や根拠。「社会的孤立はなぜ生まれる?」「高齢者が求めているものは?」と根本的な原因を探ることから始まり、「なぜ?」を繰り返して課題を掘り下げていきます。介護施設のオーナーへのインタビューや行政への問い合わせなど、学外へのコンタクトもすべて自分たちの考えのもとで行動に移しました。
6ヵ月間の試行錯誤を経て、いよいよ企業への発表の時。人前で話すのは苦手でしたが、堂々と前を向いて発表できた自分に驚きました。きっとそれは、これまで積み重ねてきた思考や行動が全て自信につながったから。企業の方からも高評価をいただくことができました。この授業を通して培った論理的思考と行動力は、社会に出ても私を支える力になると信じています。

山﨑 星奈(やまざき せいな)さん
経済学部 経済学科 2年次

※掲載内容は取材当時のものです。

今の自分の精一杯をぶつけました。

※掲載内容は取材当時のものです。

企業から提供される課題に挑む「O/OCF-PBL2」。私たちのグループは「次世代の食品包装」という課題に対し、リサイクルしやすいレトルトパッケージを提案しました。
「先方に失礼な提案はできない」と半年間、この日のことだけを考えてチームで毎日ミーティングを行いました。プレゼン当日は怖くて怖くて、人生で一番緊張しましたが、今の自分にできる最大限の努力を払いました。
この挑戦が「さらに成長したい」と思うきっかけとなったと感じています。社会と向き合う学びは厳しいけれど、“自分の現在地”を教えてくれます。

小菅 彩音(こすが あやね)さん
現代社会学部 現代社会学科 2年次

少人数チームでの議論で 自ら意見を発信する主体性と 議論をまとめる共感性を学ぶ。

※掲載内容は取材当時のものです。

「京都鉄道博物館の集客」という課題に15名で取り組みました。積極的に発言しないと議論が進まない少人数チームで、自然と自分も意見を言うように。受け身の授業では得られない主体性と、議論を一つの企画にまとめる共感性を学びました。プレ企画のスタンプラリーツアーでお客様から「楽しかったよ」と言ってもらえ、「本企画をさらに良いイベントにしよう」とやる気に。この経験を通して、スケジュール管理の大切さや相手に納得してもらうための根拠の必要性を実感しました。将来についても深く考えるようになり、私の地元である香川県の地域活性化にも興味がわいてきました。今後も前向きな姿勢で、残りの大学生活を大切に過ごしたいです。

松熊 智惠子(まつくま ちえこ)さん
経営学部 経営学科 2年次

企業人と学生のハイブリッド 受講生の声

就職活動に向けて参加。課題を深く掘り下げ、解決策を探る方法を学びました。

※掲載内容は取材当時のものです。

社会人の方と協働して課題に取り組むことにより、仕事をするうえでの責任感を学び、自分の弱みや強みも知ることができるのではないかと思い、受講しました。新入社員教育の効率化がテーマだったので、実際に教育を受けている方々にヒアリングを行い、現状と課題を把握。中間発表では「当たり前に思いつくことではなく、学生ならではの意見がほしい」という厳しいご意見もいただきました。でもそのおかげで、より深く課題を掘り下げることができたと思います。また学生のなかには下級生や留学生もいたので、メンバー間のコミュニケーションにも気を配りました。全員の士気を高め、活発に意見を言い合える雰囲気づくりができるようになったと思います。

山口 彩花 (やまぐち さやか)さん
外国語学部 ヨーロッパ言語学科 3年次

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