教員紹介米原 厚憲

戻る

米原 厚憲YONEHARA ATSUNORI

理学部 宇宙物理・気象学科 教授

専門分野
宇宙物理学

担当科目

クリックするとシラバス検索画面が表示されます。さらに検索ボタンを押して確認してください。

プロフィール

1973年 山口県生まれ。
2001年 京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学教室)にて博士(理学)を取得。
研究員として、筑波大学、東京大学、ハイデルベルグ大学に所属し、
2007年 京都産業大学理学部に着任。現在に至る。

研究内容

一般相対性理論から自然に導かれる、宇宙の天体がまるでレンズのような働きをすることで、光の経路が曲げられる、重力レンズ現象という特異な現象に注目、この現象の天文学的応用に関する研究を軸に、天文学の諸問題について、観測的・理論的に解明する。特に、巨大ブラックホール・クェーサーとそれを取り巻く環境や、太陽系外惑星の探査を中心に本学神山 天文台での観測的研究と、関連する理論的研究を行っている。

特別研究(ゼミ)テーマ・内容

重力の望遠鏡を利用し、宇宙物理学の諸問題に取り組む

重力レンズ現象と呼ばれる、宇宙独特の特異な現象を、いわば重力の望遠鏡として利用しながら、太陽系外惑星の探査から、ブラックホール、宇宙論に至るまで、宇宙物理学におけるさまざまな問題に対して、理論・観測の両側面から研究に取り組んでいます。


特別研究とは、4年間の学びをもとに各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、理学部での4年間の集大成となる重要な授業です。

受験生・在学生へのメッセージ

天文学の本当の姿、そして宇宙の本当の姿は、あまり知られていないかもしれません。その本当の天文学を、観測・理論の両面から学び、更には研究することで、宇宙のより正しい姿の理解を目指します。宇宙の闇の中には表面的には分からない事実も潜んでいますので、自分の頭で考え、真実を見極める能力を、基礎学力とともに磨いてください。

専任教員一覧に戻る

PAGE TOP