教員紹介長瀬 睦裕
担当科目
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プロフィール
京都市生まれ
京都府立高校に32年間勤務
2021年より現職
京都府立高校に32年間勤務
2021年より現職
研究内容
数学教育学において、中等教育における探究型の学習に関する教材開発と、それを指導できる教員の養成プログラムの開発を研究しています。
特別研究※(ゼミ)テーマ・内容
数学教育・数学教員の養成
中等教育の数学科で扱う内容について、その背景などを考察し、体系的に理解することによって、教材の開発や指導方法について研究を行います。さらに、数学の問題の作り方を学び、自ら作成した問題の解決を目指す課題探究型学習の実践を行います。
※特別研究とは、4年間の学びをもとに各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、理学部での4年間の集大成となる重要な授業です。
数学教育・数学教員の養成
「数学をいかに教えるか」を考える数学教育学が研究テーマです。
2022年度から高校で導入される「探究型授業」は生徒自身が主体的に課題を見つけ、解決策を導くというもの。数学であれば新しい定理を発見し、その証明に挑戦します。
また、身の回りにあるささいな疑問から社会問題までを、数学を道具として用い、解決の糸口を探ります。
とはいえこうした学びは高校生にとってハードルが高く、サポートする教員側も試行錯誤しながら指導するしかありません。
そこで研究室では次世代の教員養成を目指し、学生が「探究型授業」に挑戦。あわせて専用の教材開発にも取り組みます。
テーマ決めから手法のヒントまで、生徒を導くために必要なことは何か。教師と生徒、両方の視点を持てる大学生の立場だからこそ、「探究型授業」に新しいアプローチを取り入れることもできると思います。
この研究室での実践的な学びを通して、一緒に未来の授業の在り方を考えていきましょう。
受験生・在学生へのメッセージ
中学や高校の教職に就いた本学の卒業生はとても多くいます。数学の教員を目指す学生を支援して、数学に強い、そしてその魅力を伝えることができる教員を育てたいと考えています。また、教員採用試験対策セミナーを実施して、正規教員である教諭として採用されることを支援しています。