教員紹介吉澤 卓哉

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吉澤 卓哉YOSHIZAWA TAKUYA

法学部 教授

学位
修士(法学)(東京大学大学院)、博士(経済学)(九州大学)
専門分野
商法、保険法、国際私法

出身校

東京大学(法学部)
東京大学大学院(法学政治学研究科)

自己紹介

30年間にわたって民間会社で勤務し、その後に大学教員に転じました。「人生は一度きり」、だからです(なお、みなさんに転職をお勧めする訳ではありません)。

私のゼミ

保険法をテーマにしたゼミです。

ゼミでは、ゼミ生自身が研究テーマに関する調査・分析・検討・発表を行います。つまり、ゼミ生が主体となってゼミ学習を進めます(私が提供するのは、基礎的な知識、調査・分析・検討の方法やヒント、学習の場だけです)。

私の講義

保険法の講義と国際取引法の講義を担当しています。
どちらの分野も、受講する大学生は縁遠いと考えている分野ですので、なるべく具体的な話もするように心がけています(抽象的な話と具体的な話の往復です)。
なお、国際取引は、実は大学生の皆さんにとっても身近な取引です。たとえば、インターネット経由で、海外から洋服を購入したり、海外のウェブサ イトから楽曲を有料でダウンロードしたりすれば、まさに国際取引を行ったことになります。
保険も徐々に身近になります。たとえば、バイクに乗るのであれば、自賠責保険や自動車保険を付保することになる筈です。

私の研究

【企業・団体の方へ】

保険法および保険業法の研究を続けています。

具体的には、保険の定義・意義、先進的な保険商品やART(ファイナイト保険、キャプティブ保険会社、リスク証券化、再保険サイドカー等)、遡 及保険、保険募集時の説明義務違反、賠償責任保険、保険質権、保険の国際的な取引、外国保険会社規制、等々です。
共同研究等の機会がありましたら、ご連絡ください。

京都産業大学の好きなところ

これまでの学校生活では、先生方から一定の内容を教えてもらうことがほとんどだったと思います(もちろん、自宅等では自発的な学習をしていたことでしょうが)。けれども、大学は、必ずしも同様の教育方法ではありません。授業は基本的には選択制ですし、一方的に知識が付与される講義ばかりではありません。みなさん方の自発的な学習や研究が期待される場面が多いのです。

また、こうした自発的な活動は、学習に限定されません。クラブやサークルでの活動、地域やボランティアでの活動、海外研修や企業研修など、学習以上に自発的な活動が大学生には求められますし、また、自発的に活動しないと大学生活はおもしろくありません。

京都産業大学は、学習についても、学習以外についても、みなさん方が自発的に活動できる場をたくさん用意しています。是非、本学において、前向きな大学生活を謳歌しましょう。また、そうした自発的な活動は、社会に出た際に必ず役立つことになります。

【京都産業大学の在学生の方へ】
大学生の皆さんに望むのは、積極的に「旅に出る」ことです。

「旅に出る」とは、現在の自分の安住の地から外に出てみる、ということを意味しています。したがって、物理的に旅に出かけなくとも(むしろ安楽な旅行なら、「旅に出る」ことには当たりません)、学業や日常生活等において、これまでの自分の「殻(から)」(=枠組み)を打ち破って、その外側に出てみれば、まさに「旅に出た」ことになります。既に、一人暮らしを始めたり、アルバイトを始めたり、初めてのスポーツに取り組んだりして、 何らかの形で「旅に出た」人も多いとは思いますが、それだけに飽きたらずに、どんどん「旅に出る」ことを強くお勧めします。

「旅に出る」ことは決して楽なことではありませんが、必ずや、皆さんの将来の糧となります。そして、どんどん「旅に出る」ことを社会が容認してくれるのは、学生の間だけかもしれません。

京都産業大学を志望する方へ

楽しくまなびつつも、大きな飛躍(ジャンプ)をして、有意義な大学生活をおくりましょう。

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