教員紹介須賀 博志

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須賀 博志SUGA HIROSHI

法学部 教授

学位
京都大学修士(法学)
専門分野
日本近代法史、憲法

出身校

京都大学(法学部及び大学院法学研究科)

自己紹介

家族のルーツは鹿児島県の北の端、伊佐地方の郷士のようですが、生まれ育ったのは熊本県人吉市と宮崎県延岡市。宮崎県立延岡高校の出身です。大学入学時に上洛して、京都での生活が30年近くなりました。ですが、いまだに京都の蒸し暑さや京都人の気質には慣れません。根が単純な田舎者なのでしょう。食べることと飲むことが好きで、「メタボ」まっしぐらという感じです。
本学では、憲法と日本近代法史の教師という本業のほかに、「司法外国語プログラム」と「多文化共生の地域づくりプログラム」の企画・運営にあたっています。また、社会安全・警察学研究所の所員でもありますので、警察関係、とくに日本近代警察史の研究にも取り組んでいます。

私のゼミ

ゼミの主役は学生諸君で、教員は学生の勉学や社会経験の手助けをするだけである、という考え方で運営しています。したがって、勉強する内容はもちろんのこと、勉強のすすめ方も、課外のレクレーションも、受講生の要望をできるだけ聞くようにしています。過去のゼミでは、文献の講読や論文の作成のほか、ロースクールの入試対策の答案練習をしたり、模擬裁判をしたりしました。受講生からの希望があれば、模擬議会や討論会、見学旅行なども可能です。

私の講義

憲法教師としての私の役割は、将来の職業生活で必要になる知的能力を得ることができるよう、学生諸君を鍛え上げることだと考えています。憲法関係の発展的な授業では、リーガル・リーディング(読解)とリーガル・ライティング(表現)の能力が身につくよう、毎週、判例読解や答案作成を練習する課題を課しています。私としては「たいへんだが力がつく講義」をめざしているのですが、学生からは「鬼」と思われているようです。
日本近現代法史の講義は、私の研究の話ができるので、ストレスの解消にもなっています。座談のような感じで気楽に話していますので、脱線が多いです。ナマの史料をできるだけたくさん紹介して、歴史が造られる現場が想像できるような講義をめざしています。ただし、史料を使う関係で、漢文が苦手な学生は苦労するようです。

京都産業大学の好きなところ

10号館の上の階から、西賀茂方面と西山を見渡した景色。西山に日が沈む時はとくに綺麗。

京都産業大学を志望する方へ

大学では、何かに一所懸命になってください。勉強でも、スポーツでも、ボランティアでも、サークルでも、バイトをして海外旅行でも、違法でなければ何でも構いません(卒業できる程度には勉強もしてください)。一所懸命に取り組んだことに成果があればもちろんですが、失敗したり挫折したりしても、10年もたてば思い出になって、人生の糧に変わっていくことでしょう。

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