教員紹介草鹿 晋一

戻る

草鹿 晋一KUSAKA SHINICHI

法学部 教授

学位
修士(法学)
専門分野
民事訴訟法、ADR、司法制度

出身校

昭和63年3月慶應義塾大学法学部法律学科卒業
慶應義塾大学大学院法学研究科民事法学専攻後期博士課程満期退学

自己紹介

兵庫県姫路市生まれですが、親の転勤で東京の小学校を卒業しました。中学から慶應義塾で学び、大学では裁判官を目指していましたが、修士課程在学中に指導教授のすすめでドイツに留学したのを機に転じました。
川崎市市民オンブズマン専門調査員として行政に対する苦情調査を担当した後、平成国際大学法学部、香川大学香川大学愛媛大学連合法務研究科(四国ロースクール)を経て、平成22年に京都産業大学法務研究科に移り、4月から法学部教授となりました。

私のゼミ

ゼミでは絵に描いた餅を食べる方法を学びます。
絵に描いた餅というのは、民法などに書かれた権利のことです。
物を買った人は商品を受け取る権利がある、売った人は代金をもらう権利がある、ということになっていますが、相手が約束を守らなかった場合、どうやってそれを手にすることができるかがわからなければ、権利はただの絵に描いた餅に終わります。じっさいに手に入れるためのいろいろな約束事を勉強するのが私のゼミです。理屈だけではなく、実際のところどうなのか?についても知ることができるように工夫しています。

私の講義

プレップセミナー、ファンダメンタルセミナー、自由演習、双方向講義と法学部のアクティブラーニング科目を制覇していますが、通常の授業においても学生の主体性を増すように工夫しています。

私の研究

最近は、弁護士、土地家屋調査士、司法書士といった専門家と連携して、実務的な課題を検討することが多くなってきました。

京都産業大学の好きなところ

学生と教員と職員に一体感があること。卒業生のまとまりもよく、京都産業大学の関係者であることがわかると、私も卒業生なんですよ!と嬉しそうに声をかけてもらえること。

京都産業大学を志望する方へ

大学というところはある分野を学ぶために必要な科目が体系的に整備されています。その中からさらに自分のために必要な科目を選んで、計画的に学んでいかなければいけません。主体的に、積極的に大学を活用して学ぶことが期待されています。それができれば、社会に出たあと、周囲と協力しながら問題を解決できる人に成長することができると思います。一緒に楽しく学びましょう。

専任教員一覧に戻る

PAGE TOP