研究テーマ
知的財産法と企業実務、産学連携実務
高校生に向けた研究内容の紹介
企業や大学がそれぞれの活動において、特許その他の知的財産をどのように取得するか、それらをどうすれば有効に活用できるか、第三者による自己の知的財産の侵害行為に対してどのように保護を図るか、第三者の保有する知的財産に対して自己が侵害してしまう事態をどのように回避するのか、といったことについて、弁護士・弁理士実務の経験を踏まえながら、研究しています。
ゼミ/卒業研究の紹介
知的財産法の実務演習や事例研究のゼミ等を担当しています。特許法や著作権法などの知的財産法に関する重要裁判例や、近時のトピック(AIと著作権法・特許法など)を通して、知的財産法が実社会でどのような点がに活用されているかといったことを議論しています。
プロフィール
大阪出身で高校時代まで大阪に住んでおり、関西での生活は長いのですが、京都のことは意外と知らないことが多く、通勤途中の街の様子や、キャンパスから眺める緑豊かな風景さえも新鮮に感じており、京都に通うことを楽しみにします。
高校生へのメッセージ
知的財産法のうち例えば特許法や著作権法では、先端的なバイオ技術や、インターネットAIなどのデジタル技術分野の創作者を保護するとともに、世の中で適切に利用されるようにするためにはどう解釈していけばよいか、といった問題を扱います。文系にはハードルが高いと感じられるかもしれませんが全く問題はありません。知的好奇心さえあれば大丈夫です。また科学技術だけでなく、文芸・音楽などの分野に関する問題などもあります。皆さんと一緒に議論していけることを楽しみにしています。