大本 英徹

OOMOTO EITETSU
情報理工学部 情報理工学科 教授
学位
博士(工学)
専門分野
情報学

研究テーマ

オブジェクト指向マルチメディアデータベースに関する研究

高校生に向けた研究内容の紹介

近年、インターネットの急速な発展に伴い、画像や音声など様々な表現メディア形式の大量データを蓄積・交換することが容易になりました。本研究では、動画像や音声などのマルチメディアデータをふんだんに活用した電子文書をネットワーク上で格納・配信するデータベースサーバのアーキテクチャを検討し、実際にシステムを設計・開発することを目的としています。また、ネットワーク上のユーザ間を流通してゆく電子データの流通履歴の把握・管理についても研究しています。

ゼミナール/研究室のテーマ

インターネットを活用した情報システムの開発

コンピュータを活用して我々の社会を支えるシステムは一般に「情報システム」と呼ばれます。近年、スマートフォンやテレビなど家電製品までもがインターネット接続されるようになり、情報システム分野でもネットワーク接続が不可欠と考えられるようになりました。この研究室では、日常生活に有用なさまざまなネットワーク型情報システムの試作・開発に取り組んでいます。

ゼミ/卒業研究の紹介

コンピュータやデータベースシステムを活用して様々なサービスを提供する情報システムが社会の各所で使われていますが、これらを支えるサーバを自前で運用するのではなくインターネットを通じて提供されるクラウドサービスを用いて構築・運用するのが世界的トレンドとなっています。本特別研究では学生目線で理解しやすいプロトタイプの情報システム開発を通じて、急速に普及が進むクラウドサービスの理解や運用構築技術の習得を目指しています。

プロフィール

夏の時期限定ですが、日本アルプス、特に北アルプスの山々に登るのが趣味になっています。山へ登るには自分自身の足で頑張って歩く以外に手段がありません。しかし、十分な計画と準備の下、苦しく険しい登りを乗り切った頂上から見える絶景には何物にも代え難い感動があります。それが忘れられず毎年苦しい思いをして登っています。

高校生へのメッセージ

昔は、大学へ入学して、そこそこ勉強して卒業すれば、つまりレールに乗っているだけで、それなりに幸せな将来がやってきた時代もありました。しかし、昨今の社会情勢では単に大学に在籍している「だけ」で流されるように過ごしている者には明るい未来はやって来ないと言っても過言ではありません。自分の未来は自分が主体的・積極的・意識的に行動しなければで切り開かれないと考えましょう。皆さんには、高校生、大学生として過ごす毎日を有意義に行動して欲しいと思います。