研究テーマ
コンピュータ・アーキテクチャ、並列処理
高校生に向けた研究内容の紹介
複数のプロセッサによる「並列処理」システムの構成方式と、その利用方法(プログラミング)に関する研究をしています。最近のPCやスマートフォンをはじめ、多くのゲーム機などに至るまで、従来型のプロセッサを複数個内蔵した、「並列型」のハードウェアが広く普及する時代になっています。それらの性能を十分に発揮させるためには、プログラム自身も並列型に作成する必要があります。
ゼミナール/研究室のテーマ
コンピュータアーキテクチャおよび並列処理に関する研究
コンピュータアーキテクチャ(構成方式)全般が研究対象ですが、特に並列処理に関する諸技術について、さまざまな側面から取り組んでいます。「並列処理」自体には長い歴史があり、従来は主に、一部の高性能システム(スーパーコンピュータなど)や専用システムでの利用に限られていましたが、近年では一般のパソコンやスマートフォンなどにも利用が広がり、今後ますます必須の技術になると考えられます。
ゼミ/卒業研究の紹介
コンピュータを用いて各種の問題を解決する際、従来型のプログラミングで行った場合と、ハードウェアの並列性を十分に活用した場合とで、どの程度の性能向上がみられるか、また、性能向上の度合いを上げるためには、どのような工夫が必要か、などといったテーマを中心に、研究しています。
プロフィール
京都生まれ、京都育ちで、職場もずっと京都です。絵画や工芸・音楽(クラシックや洋楽が中心)・映画などの鑑賞や、SF小説を読むのが好きです。
高校生へのメッセージ
高校から大学の時期、というのは、人生でも最も多くのことを吸収し、成長ができる時だと思います。積極的に新しいことにチャレンジして、自分の可能性をどんどん拡げていきましょう。