河原 省吾

KAWAHARA SHOGO
現代社会学部 現代社会学科 教授
学位
教育学修士
専門分野
臨床心理学

研究テーマ

社会運動史の心理社会的分析

高校生に向けた研究内容の紹介

わが国における社会運動史上の出来事については、歴史学、政治学、社会学などの観点から分析がなされてきました。しかし、私たちが日常体験する大小様々な事件について考えてみれば分かるとおり、出来事はまず心理的に体験され、そして社会的な意味をもちます。歴史学、政治学、社会学などの分析においても、心理学が無自覚に素朴な形で使われているのです。そこを自覚的に取り上げるのが心理社会的分析です。

ゼミナール/研究室のテーマ

臨床心理学と対人援助活動 ~現代社会をsurviveするための
psychosocialアプローチ~

現代の社会は、個人の内面から世界の出来事まで、さまざまな問題に満ちあふれています。これらに心理ー社会的なアプローチで迫ります。臨床心理学と対人援助活動というテーマに沿って、実習、研究、発表などをおこないます。出来事を観察し、考え、仮説を立て、実践する方法を学びます。

ゼミ/卒業研究の紹介

社会をサバイブしていく力を身につけるために、心理学、メンタルヘルス、対人援助活動について研究します。

プロフィール

臨床心理士の現場の仕事から本学に来て、20年以上になります。自分の場所でできることをやっていくという思いで、ここまで来ました。

高校生へのメッセージ

10代後半から20代にかけての経験は、その後の生き方を方向づける場合が少なくありません。思いきり豊富な経験をしてください。