教員紹介伊藤 理史

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伊藤 理史ITO TAKASHI

現代社会学部 現代社会学科 准教授

学位
修士(人間科学)(大阪大学)、博士(人間科学)(大阪大学)
専門分野
政治社会学、福祉社会学、社会階層論、計量社会学、社会調査法

研究テーマ

「大阪の地方自治・住民投票」や「生活保護受給者バッシング」の実態について、研究しています。共通点は、有権者側から政治(地方自治や福祉政策)を考えるということです。政治は、日常生活と密接に関係しているため、つい個人的な経験や印象論に則して理解しがちです。しかし実際に社会調査を実施・分析すると、実態は必ずしも個人的な経験や印象論と一致しません。この事は、根拠(データ)にもとづいた議論の重要性を示しています。政治の行く末を決めるのは民意(世論)である以上、正しく理解する必要があります。今後もこのような立場から有権者と政治の関係を考えていきたいと思います。

今年度の担当科目

現代社会の諸問題A、社会学入門A、社会学入門B、入門演習、データ分析、社会統計学、政治社会学、演習

プロフィール

出身地は大阪府南部の堺市です。大阪大学人間科学部から大学院人間科学研究科の博士前期課程・後期課程へと進学し、博士号を取得しました。その後はまず、大阪大学大学院人間科学研究科助教となりました。さらに立命館大学衣笠総合研究機構客員研究員、同志社大学政策学部助教へ移るとともに、帝塚山大学、関西学院大学、大阪経済大学や様々な専門学校などでの非常勤講師も経験しました。そして2021年4月より京都産業大学に着任しました。関西に愛着があるので、京都で教育・研究業務に従事できることをうれしく思います。

学生へのメッセージ

みなさんには、京都産業大学の学生であることを活用して、よく学びよく遊び、新しいことにも積極的に挑戦して欲しいと思います。大学生活は高校までの生活とは大きく異なり、授業選択や時間の使い方の自由度が高まります。自由度の高い大学生活の期間でしかできないことはたくさんあります。それゆえ4年間の大学生活が実りあるものになるかは、みなさん次第です。例えば勉学に励んで知識を吸収するだけでなく、サークル活動に打ち込んで人間関係を豊かにすることもできます。また留学やインターンシップに行くのも良い経験となるでしょう。京都産業大学にはそれらを実現するための機会・制度が整っています。是非とも有効活用してください。

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