教員紹介平塚 徹
平塚 徹HIRATSUKA TOHRU
外国語学部 ヨーロッパ言語学科 フランス語専攻 教授
- 学位
- 文学修士(京都大学) 高等研究免状(エクス・アン・プロヴァンス第1大学)
- 専門分野
- フランス語学、一般言語学
研究テーマ
「同じことを言語によって違う言い方をするのはなぜか?」
もともとは、フランス語の構文や語順がどのような場合に使用されるか、どのような機能を持っているかという研究をしていました。しかし、2005年頃から、動詞と前置詞の組み合わせについて研究するようになりました。これが発展していって、2010年頃から、同じことがいろいろな言語でどのように違った言い方で表現されるか、そして、それはなぜかということを主に研究しています。
もともとは、フランス語の構文や語順がどのような場合に使用されるか、どのような機能を持っているかという研究をしていました。しかし、2005年頃から、動詞と前置詞の組み合わせについて研究するようになりました。これが発展していって、2010年頃から、同じことがいろいろな言語でどのように違った言い方で表現されるか、そして、それはなぜかということを主に研究しています。
担当科目
ヨーロッパ言語研究演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
フランス語情報リテラシーⅠ・Ⅱ
ヨーロッパの言語
検定フランス語1・2
フランス語学概論Ⅰ・Ⅱ
自己発見と大学生活
フランス語情報リテラシーⅠ・Ⅱ
ヨーロッパの言語
検定フランス語1・2
フランス語学概論Ⅰ・Ⅱ
自己発見と大学生活
プロフィール
私のことを関西出身だろうという人と、東京圏の出身だろうという人がいます。前者は東京圏から来ている人に多く、後者は関西の人に多いです。正解は関西出身ですが、なぜ、このようなことになるかと言うと、実は、私はニュータウン育ちで、私の言葉には関西弁と標準語が混じっているからです。この事例から、人は自分と異なる要素には敏感なのに、同じ要素には鈍感だということが分かります。と、まあ、こんな風にものごとを考えるのが好きな人間です。
学生へのメッセージ
現代の世の中は変化がとても速くなっています。最新の情報や技術もすぐに古くなります。ですから、新しいものが出てきても、すぐにそれを理解し、対応できるような力が必要です。また、現代社会における課題は、従来の学問的な区分を越えた複合的な問題です。ですから、領域を越えてものごとを考えることができるようにならなければなりません。こういったことを考えながら、大学での勉強をしてもらいたいと思います。
フランス語を学ぶ人へ
フランス語は、母語とする人の多さでは、世界中でせいぜい10位程度ですが、外国語として学んでいる人の数では恐らく英語に次ぐと思われます。ウェバーという人が、「世界で最も影響力のある10言語」という論文を書いていますが、その中で、フランス語は英語についで2位にランクされています。つまり、フランス語は外国語として学ぶ価値の極めて高い言語だということです。皆さんも、このようなフランス語をぜひ習得して、将来の活躍の可能性を広げてください。