教員紹介吉野 秋二

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吉野 秋二YOSHINO SHUJI

文化学部 京都文化学科 教授

学位
博士(文学)(京都大学)
専門分野
日本古代史

プロフィール

香川県高松市の出身ですが、大学進学以来、京都で生活しています。「好きなことを仕事にしたい」、という高校生時代の夢が実現しました。暇なときは、徒歩や自転車で、遺跡をぐるぐる巡って、「古代へのロマン」にひたっています。

研究テーマ

日本古代都市の研究
2010年に、日本古代の社会経済史に関して、主著『日本古代社会編成の研究』(塙書房)を出版しました。本学赴任後は、平安京を中心に、日本の古代都市の成立と展開に関する研究を進めています。また、平安京跡などから発掘される出土文字資料(木簡・墨書土器)に関しても、調査・研究を進めています。例えば、平安京藤原良相邸から出土した「最古級の平仮名墨書土器」、平安京施薬院関係木簡の解読調査などに従事しました。

研究活動・教育活動

日本文化研究所兼務所員

主要業績
吉野秋二『古代の食生活』(吉川弘文館、2020年)
吉野秋二『日本古代社会編成の研究』(塙書房、2010年)
吉野秋二「平安京を探る」(『古代文学と隣接科学8』竹林舎、2019年)
吉野秋二「日本古代の国制と戦争」(『日本史研究』第654号、2017年)
吉野秋二「平安京跡左京四条一坊二町出土の木簡」(『古代文化』第68巻2号、2016年)
吉野秋二「平安前期の広隆寺と周辺所領」(『古代文化』第64巻第3号、2012年)
吉野秋二「神泉苑の誕生」(『史林』第88巻第6号、2005年)

担当科目

日本史概論、京都文化基礎演習、京都文化演習Ⅰ・Ⅱ、日本史講読初級(古代・中世)、日本史講読ⅠA(日本古代・中世)、博物館実習Ⅰ、京都の歴史と文化、京都の世界遺産PBL
<科目の詳細はシラバス検索より>

ゼミ活動テーマ

京都文化演習Ⅰ(3年次生)のテーマは、「京都の歴史を読む・歩く」です。どちらもフィルドワーク(現地踏査)と座学(史料講読など)を組み合わせて行っています。
京都文化演習Ⅱ(4年次生)の受講生は、古代・中世史を中心に、京都の歴史・文化に関わる卒業論文の執筆に取り組んでいます。

学生へのメッセージ

大学は、ほとんどの学生にとって、学校で勉強する最後の機会になります。文化学部京都文化学科に進学される皆さんは、大学の授業はもちろん、日々の生活が学習の場です。何か一つ、好きなことでよいので、真剣に打ち込んでください。教員として、一生懸命な皆さんを、全力でサポートします。

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