教員紹介山本 雅和

戻る

山本 雅和YAMAMOTO MASAKAZU

文化学部 京都文化学科 教授

学位
文学修士(立命館大学)
専門分野
日本考古学

プロフィール

京都市に生まれ、京都市で育ち、現在も先祖伝来の町屋に暮らしています。立命館大学文学部・文学研究科で日本史と考古学を学びました。卒業後、公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所に就職して、京都の遺跡・遺物の調査・研究に携わっています。また、その間、京都市考古資料館の学芸員として、京都の遺跡・遺物をはじめとする文化財の紹介を進めています。

研究テーマ

専門は日本考古学です。大学の卒業論文、修士論文は古墳時代の土器の研究でまとめました。就職してからは地元出身のアドバンテージ(割と大事です)を活かしながら、約30年にわたり、京都の遺跡・遺物の調査・研究を続けています。また、京都は各時代の文献史料が多く残されていることから、考古学から明らかとなった事実と文献史料や関連する分野の研究成果とを結びつけることで、京都の歴史を考察することに高い関心を持っています。

研究活動・教育活動

「平安京・京都研究集会」という京都の歴史・文化をいろいろなテーマから検討する学際的な研究会の世話人を務めています。現在はコロナ禍のため活動休止中ですが、再開次第、皆さんにも案内します。
学芸員の活動としては、昨年度は特別展示「平安京をつくる・たもつ」を企画して平安京の造営・修理の実像を考古資料から紹介しました。そのほか京都市役所・上京区役所での展示や文化財講座、史跡ウォークなどの普及啓発活動の運営も行っています。これらの経験・実績は学芸員課程科目の授業で皆さんにお話ししていきます。

担当科目

京都文化フィールド演習、考古学入門、考古学A、考古学B、博物館概論、博物館展示論、博物館資料論、博物館資料保存論、博物館実習Ⅰa、博物館実習Ⅰb、博物館実習Ⅱ
<科目の詳細はシラバス検索より>

学生へのメッセージ

大学では専門性の高い「学び」ができます。一方で様々な「学び」が開かれている場所でもあります。皆さんにとっての「学び」のきっかけを大切にしてください。「学び」のきっかけは授業だけではありません。書物との出会い、人との出会い、街との出会いなど様々なきっかけを大事にして「楽しく(←これは大事)」学んでください。

専任教員一覧に戻る

PAGE TOP