教員紹介中西 佳世子
プロフィール
大阪府出身。19世紀アメリカの作家ナサニエル・ホーソーンを中心に研究しています。思いのほか古い歴史を持つアメリカの原点を知ることができるのがホーソーン研究の魅力です。ペリーが日本開国後にホーソーンを訪れたことはあまり知られていませんが、この方面の研究にも力を注いでいます。
研究テーマ
ナサニエル・ホーソーンを中心とするアメリカン・ルネサンスの作家、作品研究
アメリカン・ルネサンスと日本開国の思想的背景に共有される、19世紀アメリカの言説の研究
アメリカン・ルネサンスと日本開国の思想的背景に共有される、19世紀アメリカの言説の研究
研究活動・教育活動
- 『テクストと戯れる—アメリカ文学をどう読むか』共著、松籟社、2021年
- 『精読という迷宮—アメリカ文学のメタリーディング』共著、松籟社、2019年
- 『海洋国家アメリカの文学的想像力—海軍言説とアンテベラムの作家たち』編著、開文社出版、2018年
- 『ホーソーンのプロヴィデンス—芸術思想と長編創作の技法』単著、開文社出版、2017年
- 『アメリカン・ルネサンス—批評の新生』共著、開文社出版、2013年
- 『悪夢への変貌—作家の見たアメリカ』共著、松籟社、2010年
担当科目
文学論ⅡA(アメリカ)、文学作品研究Ⅱ(アメリカ)、歴史文化講読ⅡB(アメリカ史)、アカデミック・リーディング、文学・芸術文化基礎演習、文学・芸術文化演習Ⅰ
<科目の詳細はシラバス検索より>
<科目の詳細はシラバス検索より>
ゼミ活動テーマ
私の演習では、文学作品を主にとりあげます。文字で紡がれた文学テキストからイマジネーションの世界を想起させる能力は、日常を異化する力、多角的な視野を養う力を持ちます。文学作品の読解を通してイマジネーション力を育み、自分の興味・関心の本質を捉え、必要な資料を収集し、それらを論理的な文章で伝える練習をしましょう。
学生へのメッセージ
京都産業大学の学生のみなさんが持つ底力には素晴らしいものがありますが、入学したてのころは、まず、自分の居場所を見つけ、安定した気持ちで自分の力を伸ばすこつを掴みましょう。そして自分が存分に力を発揮できる場を自らが創り出すことを考えて下さい。
専門力を身につけることと、周りの人をも巻き込む場を創生する力を身につけること、大学在学中に、この二つを並行して身につけて社会に大きく羽ばたいてほしいと願っています。京都産業大学が提供している授業やサポートを十分に活用し、自分を大きく育ててください。
専門力を身につけることと、周りの人をも巻き込む場を創生する力を身につけること、大学在学中に、この二つを並行して身につけて社会に大きく羽ばたいてほしいと願っています。京都産業大学が提供している授業やサポートを十分に活用し、自分を大きく育ててください。