教員紹介齊藤 健太郎
研究テーマ
『近代化期の労働市場の研究:特に熟練および人的資本形成と労働市場統合について』
イギリスと日本の近代化から現在までの時期について、熟練や技能がどのようにして形成されたのか、高度な技能を持つ人々の労働市場はどのように変化したのか調べています。技能や知識は、社会の発展に不可欠なものですが、その変化は人々の仕事や生活を変えるのです。また、現在の労働の問題として、格差社会についても関心を持っています。
イギリスと日本の近代化から現在までの時期について、熟練や技能がどのようにして形成されたのか、高度な技能を持つ人々の労働市場はどのように変化したのか調べています。技能や知識は、社会の発展に不可欠なものですが、その変化は人々の仕事や生活を変えるのです。また、現在の労働の問題として、格差社会についても関心を持っています。
担当科目
西洋経済史A・B、経済史入門B、上級英語プログラムⅠ、グローバル経済フィールドワークⅠ、演習など
ゼミテーマ
『比較社会経済史』
プロフィール
専門の関係で、学位を取得するためイギリスに7年留学していました。海外の大学では色々な専門やバックグラウンドを持つ人々と交流する機会が多かったので、そこで学んだことを発展させて授業に生かしたいと思っています。本学に赴任して10年少しになりますが、休日などには京都での街歩き、食べ歩きなどをして楽しんでいます。「趣味」として、中世や古代史が好きなので、奈良や滋賀などに足を伸ばすこともあります。
学生へのメッセージ
学生諸君には「歴史的に考える」ことを学んでほしいと思います。特に経済学部の学生には、学者を含む「エコノミスト」とよばれる人たちの議論が、いかに移ろいやすく、また時に頑なであるか、観察してほしい。数百年の時間軸でみると、経済も経済学も大きな変化を何度も経験していることがわかります。経済に関わる領域は広く、経済学は自由な学問ですから、新入生の皆さんには、広い関心を持ってたくさん本を読むことをすすめます。