教員紹介東 雄大
研究テーマ
『労働市場の地域間格差に関する実証分析』
働くことを取引する労働市場は、都市圏や通勤圏といった一定の地域的なまとまりを形成しています。そして、各地域の人口規模や産業構造等の労働市場の特徴は大きく異なります。このような地域労働市場の違いが、職探しや仕事に関する労働者の行動にどのような影響を与えるのか、ひいてはそれらが地域間の賃金や雇用の格差に繋がるのかについて、データを用いて実証分析を行なっています。
担当科目
労働経済学A・B、経済学入門II、演習など
ゼミテーマ
『労働市場のデータ分析』
プロフィール
愛媛県で生まれ育ち、学部・大学院生時代は神戸で過ごしました。大学生のときは、震災のボランティアや国際協力の活動に取り組み、現場に足を運んで初めて見聞きすることに驚きつつ、仲間や現地の住民の方々と協力して色々な活動を行いました。今でもその活動に参加することがあります。趣味は観葉植物を育てることで、数年前に百均で買ってきた小さな観葉植物が、今では150センチくらいに成長しています。
学生へのメッセージ
学生時代のボランティア活動を通じて、何かの役に立ちたいと思う気持ちとともに、問題を理解しようとする冷静な分析も必要であると考えるようになりました。そして、研究者を志しました。何が将来を切り開くきっかけになるかわかりませんので、興味を持ったことには積極的に挑戦してみてください。