教員紹介上野 継義
研究テーマ
「アメリカ人事管理運動の経営史的研究」
大学1年生の頃、1960年代アメリカの公民権運動の物語に強くうたれ、社会はどのように変わっていくのかに関心をもちました。素朴な思いですが、これがわたしの研究の原点です。いまアメリカの雇用管理運動について研究しています。運動指導者たちの社会改革への意気込みと心躍らせる言葉に触れたとき、この運動がいったいどのような経緯で生成し、いかなる歴史的帰結をもたらしたのか、これらの問いにしっかり納得のできる回答を得たいと思っています。
大学1年生の頃、1960年代アメリカの公民権運動の物語に強くうたれ、社会はどのように変わっていくのかに関心をもちました。素朴な思いですが、これがわたしの研究の原点です。いまアメリカの雇用管理運動について研究しています。運動指導者たちの社会改革への意気込みと心躍らせる言葉に触れたとき、この運動がいったいどのような経緯で生成し、いかなる歴史的帰結をもたらしたのか、これらの問いにしっかり納得のできる回答を得たいと思っています。
担当科目
経営史入門、外国経営史、国際比較経営史
プロフィール
自転車がだいすきです。一昔まえの味のある自転車に乗りたい。わたしの自宅と研究室には、イタリア、イギリス、フランス製の自転車があります。1930~60年代に中小の工房で組み立てられた手作り作品です。いずれも博物館級の自転車ですが、飾り物ではありません。中学生の頃ジョゼ・トエヤー本人から求めた『反撥しよう』という書物を読んで自転車の旅に惹かれました。
学生へのメッセージ
大学生活を有意義に過ごし、学生ひとりひとりにクリエイティヴで魅力的な人になってほしいと思います。そのためには、学問にも、遊びにも、真剣に取り組むことです。
ゼミの紹介
専門にとらわれることなく、さまざまな分野の書物を輪読し、知識の獲得の仕方を学びます。私が大学1年生の頃、梅棹忠夫氏の『知的生産の技術』という本を読みましたが、いまでもとても印象深く思いだすのは次の一節です。学校というところは、「知識は教えるけれど、知識の獲得の仕方は、あまり教えてくれない」というのです。この書物に啓発されて、知識の獲得の仕方(方法)を自分なりに工夫して、私はそれを経営史学の学問研究に応用してきました。このような方法は、学問はもとより、日常生活のあらゆる部面に応用できると思います。
出身大学および出身学部
中央大学 商学部
出身大学院
中央大学大学院 商学研究科