教員紹介森永 泰史
研究テーマ
私が大学院以来、一貫して取り組んでいるテーマが「企業経営とデザイン」です。ここでいうデザインとは、モノの形のことで、「この製品、デザインがいいね」などという時のデザインを指しています。
デザインが良くない製品は売れないという意見には賛成してもらえると思いますが、それではどうすれば「良いデザイン」を作ることが出来るのでしょうか? それどころか、そもそも「良いデザイン」とはどのようなものなのでしょうか? このようなことを日々考えながら研究に励んでいます。
デザインが良くない製品は売れないという意見には賛成してもらえると思いますが、それではどうすれば「良いデザイン」を作ることが出来るのでしょうか? それどころか、そもそも「良いデザイン」とはどのようなものなのでしょうか? このようなことを日々考えながら研究に励んでいます。
担当科目
企業間関係論、経営組織論(マクロ)
プロフィール
関西生まれの関西育ちですが、大学教員となってからは、11年間札幌に赴任していました。特技と言えるほどの大したものはありませんが、敢えて言うなら、街中で見かける車の名前をほぼすべて言えることと(時には、そのデザインを手がけたデザイナーの名前も言える)、共感覚を持っていることくらいでしょうか。
学生へのメッセージ
人生は直線的には進みません。色んなルートがあり、予想外の道に進むことも多々あります。なので、自分の未来を狭く捉えないでください。私の場合も例外ではありません。元々、私は美術大学に行きたかったのですが、途中で挫折しました。また、大学時代は公認会計士資格の取得を目指していましたが、それにも挫折しました。このように度々の挫折を経験しましたが、公認会計士の試験科目にあった経営学に興味を持つようになり、大学院に進学することになりました。そして、修士論文のテーマ探しの際に、もともと興味のあった、デザインを経営学でどう扱っているのかと思い付き、本テーマに取り組むようになり、現在に至っています。
ゼミの紹介
私のゼミの目標は、①コミュニケーション力を鍛えることと、②洞察力を鍛えることの2つです。そのため、ゼミでは、まずコミュニケーション力を鍛えるために、プレゼンテーションの練習を行います。といっても、いきなり高度なことは出来ないので、最初は、簡単な「他己紹介」などから始め、徐々にレベルを上げていきます。また、洞察力を鍛えるために、いくつかのプロジェクトを展開します。例えば、3本足の未知の生物を考えてもらい、その生物のための自転車をグループ単位で議論して、成果を発表してもらったり、実際に店舗を訪れ、店作りを比較してもらったりします。